これで安心!超簡単なくせに、ガッツリ強固なパスワードを作る3つのコツ
いろんなサービスに登録するたびに、IDとパスワードの設定が必要になってきますよね。みなさん、このパスワード、どうやって決めていますか?
■2013年のありがちなパスワードランキングTOP5とは?
パスワード管理ソフトメーカーの米『SplashData』がまとめた記事「Worst passwords of 2013 - our annual list updated」によると、2013年「安易なパスワードランキング」の1位〜5位までは以下の通り。
1位:123456
2位:password
3位:12345678
4位:qwerty
5位:abc123
本当に簡単なものばかりですね……。気をつけなきゃと思いながらも「多分大丈夫だろう」といった思いから、ついついこういった簡単なパスワードになってしまうようです。
このような安易なパスワードは以前「無料だけど危険もいっぱい!公衆無線LANが危ない理由3つ」でもご紹介したように、ネットユーザーをターゲットにした犯罪者にとっても狙われやすいのです! なんとか他人に推測されにくいパスワードを上手に設定するいい方法はないものでしょうか?
■覚えやすいのにガッツリ強固なパスワードを作る3つのアイデア
自分でも忘れてしまうような複雑なものは避けた方がよいですが、他人に推測されにくい、つまり「セキュリティの高い」パスワードは結構簡単に作れます。
今回は、自分で覚えやすく、他人に推測されにくいパスワード作成方法を3つご紹介します。
(1)キーボードを図形に見立てる
フルキーボードやテンキーは四角いキーが並んだものです。そこで、言葉ではなく、そのまま図形を描くようにパスワードを作ります。
写真では「R」から始まり「B」で終わるアルファベットの「Z」を描いていますね。
(2)自分の誕生日に記号やアルファベットを割り当てる
簡単な数字のパスワードでも、自分の誕生日や任意の数字だけ、アルファベットや記号を割り当てておくという方法。
例えば、1月25日生まれの人が、1を「i」、2を「z」、5を「s」に割り当てると、
123456→iz34s67
という感じになります。これであれば、ルールだけメモしておくだけで安心ですよ。
(3)日本語をアルファベットでそのまま打つ
これも、結構効果が高いとされています。たとえば、「スマートフォン」なら「Smartphone」ではなく「suma-tofon」といったかたちです。日本人から見ると、一見類推されやすいように感じますが、外国人からすると意味の分からない羅列文字になっている、というわけ。
ただしスペルが紛らわしいもの(tsuとtuなど)は、自分が「どっちだったっけ?」と分からなくなる可能性もあるので、注意して。
いかがでしょうか? パスワードって、新しいWebサービスなんかを利用するとその度に決めなきゃいけないので、ついつい簡単なものにしてしまいがちですよね。ただ、ネットユーザーを狙った犯罪も一向に無くなる気配はありませんので、十分注意したいところ。
ほんの少し工夫するだけで、大分セキュリティがアップしますので、参考にしてみて下さいね!