大納会で見事、日経平均1万6320円!大発会ではややもたついたものの、いまだ1万6000円台と勢いを見せている日本株市場。円相場も1ドル=105円前後と落ち着きを見せ、「とりあえず買い注文」のムード全開!!

日々の「売買代金ランキング」で異様な状況を目にすることがある。東証マザーズに上場するような新興株が、全市場で売買代金1位になる日が散見されるのだ。アドウェイズ、エナリスといった銘柄が平然とトヨタ自動車やソフトバンクを上回るのである。

11月後半から12月初旬にかけては特に顕著だった。売買量をTICK回数(約定した回数)で並び替えると、トップ10の全部が新興株になる日もあるほどだ。1件の注文が小口な一方、高速で約定している実態が垣間見える。板の切り替わりも異常なほど速く、HFT(高頻度取引)を使ったヘッジファンドの日計り売買が新興市場でも炸裂しているのだろう。

今年1月14日から呼び値が段階的に変更され、ますますHFTの関与が高まる。SNS(交流サイト)の株に関する書き込みを解析しながらプログラムを組むパターンも登場。ヘッジファンドにSNSの解析情報提供の実績があるホットリンクが活躍しそうだ。

この記事は「WEBネットマネー2014年3月号」に掲載されたものです。