1日放送のTBS系情報番組「情報7days ニュースキャスター」にビートたけし(北野武)が出演。2月2日までフランスで開催されているアングレーム国際漫画祭での、従軍慰安婦をテーマにした展示を巡る騒動についてコメントした。

同漫画祭では、19人の韓国人漫画家による慰安婦問題を描いた作品が約60点展示されており、開幕式には韓国・趙允旋女性家族相も訪れ「この問題は(日本との)二国間の問題にとどまらない。ユニバーサルな問題だ」と訴えていた。これに対し、鈴木庸一駐仏大使は「漫画を通じて国際的な相互理解を深める機会を、特定の政治的な主張を伝えるために使っているのは残念だ」と批判のコメントを発表。31日には、菅義偉官房長官が記者会見で「韓国政府が主導する掲示が行われることで、相互理解や友好親善といったフェスティバルの趣旨が大きく損なわれることを強く懸念している。趣旨にそぐわない状況が発生していることは極めて残念だ」と延べるなど、対立する姿勢を表明していた。

「情報7days」でも、他のメディア同様この問題を特集した。VTRで一連の騒動のあらましを確認したたけしは、まず「映画でも、国の情勢によって、賞が変わったりするのよ」と延べ、海外映画祭でも同様の事例があることを指摘。続けて「ある国の監督がすごい弾圧されていて、やっとフランスについた。それだけがイベントであって、その作品が凄いわけでもないの。だけど(映画祭は)それに賞をあげてしまうの」と固有名詞を伏せながらその詳細を語った。

最後にたけしは「アートとか…芸術・エンタテインメントに政治的な色を持ち込んで、それをなんかやるってのはおかしいよ、だって」とコメントし、今回の漫画祭でも作品が政治利用されたことを批判している。

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