いよいよソチ五輪開幕!GOW的フィギュア女子メダル大予想

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2月7日ついにソチオリンピックが開幕します。
冬季オリンピックの最大の花形種目といえばやはりフィギュアスケート。特に女子シングルは永遠のライバル浅田真央とキム・ヨナの二人がソチで引退を表明しているため、最終対決といわれ注目が集まっています。
しかし、オリンピックには魔物が棲むといわれています。メダルが誰の手に渡るのか、予想してみましょう。

主要3選手を比較すると…

メダルにもっとも近い位置にあるのは、やはり浅田真央とキム・ヨナの2人だと思われますが、その横で著しい成長を見せているのがロシアのユリア・リプニツカヤでしょう。
リプニツカヤはロシアがソチオリンピックのために強化した選手の一人で、驚異の柔軟性から作られるキャンドルスピンに加え、高い表現力とジャンプの安定感で、先日の欧州選手権を209.72点というものすごい得点で優勝しています。ではこの3人をそれぞれ分析してみます。

●ジャンプ構成
現在予定されているソチでのジャンプ構成でフリーの基礎点を比較します。
・キム・ヨナ 42.79
・リプニツカヤ 46.52
・浅田真央 51.86
浅田真央の基礎点はヨナより10点以上も高いのです。これはつまり、とてつもなく難易度の高いプログラムだということ。
なぜこんなに難易度を上げているかといえば、それはもちろん打倒キム・ヨナということでしょう。バンクーバーでのヨナのフリーの合計GOE(技の出来栄え点)は17.4。浅田真央が8.82ですから、8点近くの差がついています。
バンクーバー以来ほとんど試合に出ていないヨナが同じような演技をするとすれば、浅田真央はすべての要素をやりこなせば、勝てるはずなのです。

●PCS(演技構成点)
最近の試合でのフリーPCS最高得点を比較します
・キム・ヨナ 73.61
・リプニツカヤ 68.00
・浅田真央 70.23
ヨナと浅田真央の差は3点ちょっと。浅田真央がプログラムを完璧に滑ればほぼ互角といっていいでしょう。

女子フィギュアのメダル大予想

この結果だけを見れば、金メダルはキム・ヨナか浅田真央の争い、そのうち点数の低かったほうとリプニツカヤが銀メダル争いといえそうですが、思い出してください。会場であるソチはロシア。やはりホームは強い!

というわけで、GOW的女子フィギュアメダル予想は……
金メダル 浅田真央
銀メダル ユリア・リプニツカヤ
銅メダル キム・ヨナ

これで決まり!

……と言いたいところですが、オリンピックに棲む魔物はもっと順位を荒らすかもしれません。
北米(アメリカ・カナダ)の選手は1968年以来必ず一人はメダルを獲得している歴史があることから、アメリカのアシュリー・ワグナーも怖い存在です。また、イタリアのカロリーナ・コストナーは今期完璧な演技をしていませんが、実力は十分メダル圏内。

何が起こるか分からないハラハラドキドキの女子フィギュア。全選手のベストな演技を期待したいですね。

Written by 杉本レン
Photo by 浅田真央 そして、その瞬間へ/学研マーケティング