来日したディカプリオを直撃!「クレイジーさは予想以上だったよ」
 映画好き、セレブ好きでなくても誰もがその名を知る大スター、レオ様(レオナルド・ディカプリオ)が、新作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を携えて1月27日に来日したのは、みなさんご存知でしょう。我が女子SPA!では、レオ様へのインタビューを敢行。生レオ様と同じ空間を味わってまいりました!

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 今回、レオが演じるのは1980年代に26歳にして証券会社を立ち上げ、貯金ゼロから野心とアイデアと話術でのし上がり、<ウォール街のウルフ>と呼ばれた実在の人物、ジョーダン・ベルフォート役。

 これだけ聞くと、サクセスストーリーのようですが、ジョーダンは10年後には頂点から奈落の底へと真っ逆さまへ転落してしまった人。彼のビジネスは法など完全無視のものだったのです。しかも何かにつけ派手なことが好きなため、目立つ行為を繰り返し、FBIに睨まれ自らの首を絞めることになります。

 本作の映画化にあたり、最初に企画に目をつけたのはレオ自身。彼は『アビエイター』に続いて2作目となる主演と製作の兼務を果たしました。それだけでもレオの本気度が分かるというもの。

「ジョーダンの自伝を読んでね。あの時代を真正面から誠実に、悪びれない姿勢で描いていて、ぜひ自分でこの役柄を演じたいと思い続けていたんだ。僕には人間のダークな面を描いた映画が好きな傾向がある。そういう映画は、人間性を正確に描写しているんだ。だからこれは80年代のジョーダンの話でありながら、現代の社会そのものを映す話でもあるんだよ。

 こういう話を映画にして語るというのはとてもリスキーなことでもあったけれど、でもあえてありのままに描こうと思った。そのためにはスタジオ主導ではできない作品だと思ったし資金提供者も考えて選んだ。

 そしてこの作品を撮るのに本当に相応しいと思えるマーティン・スコセッシ監督(『タクシードライバー』『ディパーテッド』などで知られる名匠。レオとはこれが5作目のタッグとなる)にお願いした。映画が完成するまでに8年もかかったけどね」

 レオがリスキーと語るのは、ウォール街の闇を描いているからでもありますが、ジョーダンその人が、レオが演じるにはあまりにもアブナイ人物像だからという理由も。

 ジョーダンは、とにかく“欲”に正直で、かつそれをとことん謳歌するタイプ。下積み時代を支えた妻を、リッチになり金髪美女に一目ぼれした途端にあっさりと捨て、その美女と再婚。その後も女遊びは当たり前。酒を浴びながら、“FU×K”三昧(この言葉も本編中で数えきれないくらい登場します)。

 ジョルジオ・アルマーニで身を固め、大型ヨットや自家用ヘリを所有。「勝ってこその人生。(他人から金をせしめて)楽しもうぜ!」というスタンスなのです。

 そして彼の遊びの中には“ドラッグ”も。仲間たちとハイになるシーンがたびたび描かれるのですが、終盤にはファンの悲鳴が聞こえてきそうな極め付けのシーンも登場。親友ドニー役のジョナ・ヒルと共に、超強力なヤクを過剰摂取し、あのレオが、ヨダレを垂らし、道を這いずり回るのです。

「あのシーンはとにかくハチャメチャだったね(苦笑)。この作品で監督は即興を推奨していたから、どんどんヤバくなっていったんだ。もちろん事前に演技プランはあったんだよ。でもFBIが盗聴しているかもしれないって時期なのに、ヤクが回りすぎてしまう。しかもドニーはFBIのことに気づいていない。まさに人生最大のピンチの場面だよね。

 それでとことんハメを外していったら、あまりにもクレイジーになっていってしまった。結局、ジョナとふたりで顔を見合わせて“自分たち、こんなことやっちゃっていいの?”って(笑)。今、思い返してみても、あれは原始人かドラッグモンキーズ。予想をはるかに超えたシーンだったよ(笑)」