キエーヴォは29日、ボカ・ジュニオルスMFレアンドロ・ダニエル・パレデスを買い取りオプションつきレンタル移籍で獲得したことを明らかにした。1994年6月生まれの同選手は、書類手続きが完了したらキエーヴォに加入する。

16歳でボカのトップチームデビューを果たし、29試合に出場して5ゴールを記録した同選手がキエーヴォに移籍した背景にはローマがいる。ボカと合意したのはローマだが、外国人枠のために登録ができない。そのため、キエーヴォに獲得させ、来夏正式にローマが獲得する形だ。

一方、バルセロナは公式サイトで、サッスオーロとFWアントニオ・サナブリアの移籍に関して合意したことを発表した。1996年生まれの同選手も、ローマがシーズン後に獲得するための取引だ。

サナブリアの移籍金は450万ユーロ(約6億3000万円)だが、「パフォーマンスと将来の市場価値を基に」1200万ユーロ(約16億8000万円)まで増えるそうだ。バルセロナは「ローマと交渉は始まったが、移籍はサッスオーロとの間でまとまった」と発表している。

17歳のサナブリアは3年半バルセロナのユニフォームを纏い、Bチームで今季10試合に出場、3ゴールをマークしている。