香川の中岡正彦は全国24場、どこを走っても巧旋回を見せる名手である。最近3年間にも計759走して1着278本、2着156本。2連対率57.2%。2走に1度は必ず2連対に絡む航跡を残してきた。

 こんな成績を残せた最大の理由は、スタートが無類に正確なことだ。最近3年の平均スタートはコンマ13だが、その発順を見るとインに入った時が平均1.96番スタート。2コースから大外までが2.51、2.41、2.20、2.79、2.07番スタートだった。どこから仕掛けても平均3番スタート以下に遅れたことがなかった。

 ボートは先手必勝。この言葉が示すとおり、いち早く艇団を突き抜け、第1マークで変幻自在のハンドルを決めてきたのである。

 昨年3月、平和島で行われた総理大臣杯でも中岡は3日目第9R、3コースから11のトップスタートで飛び出し、守田俊介らをまくり差して3連単1万2480円の穴をあけた。さらに準優第11R、3コースからコンマ10のトップスタート一発、鮮やかに中島孝平らをまくって8万7550円の主役に躍り出た。

 その中岡が1月28日【火】〜2月2日【日】の「平和島一般戦」に出場する。ここでも的確なスタートを決めてバック水面を力走するだろう。

 なお、中岡の次走は2月9日〜14日の「四国地区選手権」となっている。

◆ボートレース評論家・水上 周

◆アサヒ芸能1/28発売(2/6号)より