2014年に見ておくべき映画、厳選25本!【日本映画編】

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2014年もバラエティに富んだタイトルが並ぶ、映画界。果たして、今年の作品にはどんなトレンドがあって、その中で何を観ておくべきなのか? そこで一作品を選んで鑑賞すれば、さらに観たい作品や、観たいジャンルもまた広がっていくはず。今年も映画は花盛り!

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■人気のシリーズ作がスケールアップして登場!

映画化で完結編となるドラマ『チーム・バチスタ…』シリーズあわせて、話題をさらってきたシリーズ作が次々公開へ。『るろうに剣心…』は、前後編でいよいよシリーズ完結!

 『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』 3月29日(土」公開

現在(〜’14年3月)、『…4 螺鈿迷宮』が放送中の『チーム・バチスタ』シリーズがスクリーンで完結。

歴代キャストに加え、新たに桐谷美玲、Ai(=死亡時画像診断)、生瀬勝久も登場する。医療をめぐる人間ドラマ、ミステリーとしての面白さに加え、田口(伊藤敦史)と白鳥(仲村トオル)のやりとりの面白さも本作の魅力。最後の掛け合いもすごいものに!?

『クローズEXPLODE』 4月12日(土)公開

小栗旬や山田孝之の新たな魅力を見せつけた、映画『クローズ』シリーズ。最新作では『葵春』の豊田利晃を監督に迎え、『…ZERO2』の一か月後の物語が新たな登場人物で展開される。

不良たちの終着点・鈴蘭男子高校に転入する主人公・鏑木旋風男に、東出昌大。その名を全国区した『ごちそうさん』のイメージを裏切る、ワイルドでワルな姿にも注目だ。

『テルマエ・ロマエ供 4月26日(土)公開

ポスターの『T2』のパロディぶりからしても、物語や撮影規模はもちろん、笑いもスケールアップしていることは間違いなし! 

大ヒットを記録した『テルマエ・ロマエ』の続編は、古代ローマの浴場設計技師・ルシウス(阿部寛)が、再び風呂を通じて現代日本へタイムスリップしてしまうところからスタート。一方、ローマでは帝国を二分する大問題が!?

『相棒-劇場版掘週霏臾室!特命係 絶海の孤島へ』 4月26日(土)公開

なんと今回の舞台は、太平洋に浮かぶ孤島。杉下(水谷豊)と甲斐(成宮寛貴)はある密命を受け、島の事件と実態を調べることになる。

シリーズファンにとっては、杉下たちに密命を伝えるのが警察庁長官官房付となった“元・相棒”の神戸(及川光博)というのが、うれしいところ! 『相棒』らしからぬ舞台の中、どんならしさが描かれるのかも楽しみ。

『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』
8月1日(金)「京都大火編」、9月13日(土)「伝説の最期編」公開

佐藤健が主人公・緋村剣心役を見事演じた『るろうに剣心』の続編は、連続公開の二部作。

原作でも人気の高い、四乃森蒼紫(伊勢谷友介)、瀬田宗次郎(神木隆之介)、志々雄真実(藤原竜也)も、登場する。

迫力に加えてリアリティもある、『龍馬伝』『プラチナデータ』の大友啓史監督の演出も本作の見どころ。映画版はこれで完結となるだけに見逃せない!

■コラボレーションが生み出す映画の面白さ

『土竜の唄…』では原作コミック×主演・生田斗真×脚本・宮藤官九郎×監督・三池崇史など、意外なコラボで魅せる作品も多数。その化学反応が生み出す面白さに、期待したい。

『ニシノユキヒコの恋と冒険』 2月8日(土)公開

川上弘美(『センセイの鞄』)の同名小説を、『人のセックスを笑うな』の井口奈己監督が映画化。

主演・竹野内と井口監督の組み合わせに加えて、女性に懲りない主人公・ニシノと竹野内の取り合わせも秀逸。軽妙なのに奥深い、とらえどころのない男に存在感を与えている。

また女優陣が女性監督のもと、生々しくもかわいらしい表情を見せているのも注目。

『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』 2月15日(土)公開

組み合わせにしても、それぞれの仕事ぶりにしても、これぞ! という一作。

また、コミック原作だからこそできる荒唐無稽さを三池も宮藤も押し出していて、エンタテインメント作品としてもこれぞ! という映画に仕上がった。

悩み多き役どころが続いた生田斗真が見せる、漢(おとこ)と書いてバカと読むと評したくなるようなはねあがりぶりも最高。

『白ゆき姫殺人事件』 3月29日(土)公開

美人OLが、惨殺死体で見つかった。容疑者として取りざたされたのは、地味な同僚女性。ネットの情報がマスコミも巻き込み、彼女の素顔が暴かれていく! 

湊かなえの同名小説を、中村義洋監督。小説原作ものと中村監督の取り合わせのよさは、『ゴールデンスランバー』などでも証明済み。地味で特徴のない女性に扮した井上真央が、静かな熱演を見せる。

『青天の霹靂』 5月24日(土)公開

劇団ひとりが、自身の書き下ろし小説を原作に映画監督デビュー。

売れないマジシャンが“青天の霹靂”で40年前にタイムスリップして、若き日の父と母に出会うことになる。

主人公には、大泉洋。また若き日の母を柴咲コウ、若き日の父を劇団ひとり自らが演じている。このコラボは驚きの事件だとしても、面白い作品になるのは青天の霹靂ではなく確実!

『捨てがたき人々』 初夏公開

俳優・榊英雄がメガホンを執る本作は、鬼才・ジョージ秋山の同名コミックが原作。

『誘拐ラプソディー』など監督としても高い評価を受ける榊が、人間の貪欲な本能と、孤独な本質を描き出している。虚しい日々を送る、荒んだ主人公の中年男に、大森南朋。食欲と性欲をただ満たすだけの、むき出しの人物像に挑んでいる。生と性に迫る異色の人間ドラマ。

■3DCG作品の波も!アニメーション新時代

2013年も映画界を席巻したのは、アニメーション! 今年は『聖闘士星矢』『STAND BY ME…』など、ジャパニメーションの人気キャラクターがCGで動く作品も控えている。

『劇場版 TIGER&BUNNY -The Rising-』 2月8日(土)公開

女性たちも魅了した“タイバニ”の劇場版第2弾。

TVシリーズその後を描いた完全新作の物語で、鏑木・T・虎徹とバーナビー・ブルックスJr.が新たな事件に巻き込まれていく。

新しい試みの中、かつての子どもアニメにあった、ホットなキャラクターとクールな世界観のカッコよさが、大人にも訴える“タイバニ”の魅力。未見の大人は、ここからぜひ!

『聖闘士星矢 Legend of Sanctuary』 初夏公開

原作者・車田正美の製作総指揮のもと、人気エピソード“聖域十二宮編”を『Tiger&Bunny』のさとうけいいち監督がCGを用いて映画化。

現代に甦った女神アテナを守るため、“聖闘士(セイント)”の星矢と仲間たちが、最強の黄金聖闘士たちと熾烈な戦いを繰り広げていく。

最新のデザインと技術で描き出された、聖闘士の表情とアクションに注目が集まる。

『STAND BY ME ドラえもん』 8月公開

あのドラえもんが、3DCGで動き出す! 

描かれる物語は、『未来の国からはるばると』『さよなら、ドラえもん』『のび太の結婚前夜』など原作の人気エピソードをベースにした、オリジナルのストーリー。

脚本は、『ALWAYS 三丁目の夕日』『永遠の0』の山崎貴。監督は『friends もののけ島のナキ』の八木竜一。アニメ版とは異なる世界観と作風も見どころ。

  『思い出のマーニー』 夏公開

『風立ちぬ』をもって、長編からの引退を宣言した宮崎駿監督。そのあとを受け、今夏ジブリが放つのは、『借りぐらしのアリエッティ』の米林宏昌監督による新作。

ジョーン・ロビンソンの英国児童文学が原作で、内気な主人公と不思議な少女の交流を描き出す。作品自体はもちろん、新たな流れの中でジブリがどんなカラーのものを送り出すのかにも注目。

『宇宙戦艦ヤマト2199劇場版(仮題)』 2014年公開

異星人ガミラスの攻撃で打撃を受けた地球を救うべく、宇宙戦艦ヤマトが16万8000光年離れた惑星イスカンダルを目指す。オリジナル第1作をベースに、新たなスタッフ、キャストで甦った『宇宙戦艦ヤマト2199』。本作はその劇場版で、完全新作のストーリーが展開される。すでに同シリーズは100億市場のムーブメント。新たなヤマト伝説がここにある。

■あの名作がついに実写化!コミック実写化への挑戦

このキャストだからこそ、このスタッフだからこそ実現する、映像化は難しいとされてきたコミックが、今年ついに映画に。気鋭の監督たちが原作の世界観をどう描くのか注目!

 『ホットロード』 夏公開

『あまちゃん』の能年玲奈の次回作、三代目 J Soul Brothers・登坂広臣の映画初出演作としても注目集める一作。

原作は紡木たくの80年代に人気を博した代表作で、作者初の映像化作品となる。孤独から暴走族に近いた和希は、そこで春山と出会って……。原作の社会・文化背景がどう踏襲されるのか、アレンジされるのかも、大きなポイントに。

 『ルパン三世』8月30日(土)公開

アニメを見たことがある人なら、小栗旬演じるルパン、浅野忠信演じる銭形警部の口調、玉山鉄二演じる次元、綾野剛演じる五ェ門、黒木メイサ演じる不二子の衣装は気になるところ。

一方で、大きな見どころとなりそうなのは、その動き。『VERSUS ―ヴァーサス―』『あずみ』の北村龍平の演出で、スピード感とアクション性に富んだルパンとなりそうだ。



『神さまの言うとおり』秋公開

突然現れた“だるま”が執り行う、命を賭けたゲーム。退屈な日常に埋没していた高校生の瞬は、繰り広げられるゲームの中で、生への執着を燃やしていく……。過激にして奥深い話題のコミックを、同様の味わいを映画で描いてきた三池崇史監督が映画化。福士蒼汰、山崎紘菜、神木隆之介という注目キャストが、三池ワールドでどんな表情を見せるのか?

『寄生獣 PART1/PART2』12月「PART1」公開、2015年「PART2」公開

岩明均の人気コミックが、ついに映画に! 

メガホンを執るのは、山崎均。キャストには、染谷将太、深津絵里、橋本愛が顔を揃える。生き物の摂理を描いていて、無慈悲なまでの残酷さと根源的な感動があるのが、原作コミックの読ませどころ。映像や演技とあわせて、『キサラギ』『鈴木先生』『リーガルハイ』で手腕を発揮する古沢良太の脚本にも期待だ。

『TOKYO TRIBE』 2014年公開予定

『冷たい熱帯魚』『ヒミズ』『地獄でなぜ悪い』の園子温の最新作は、架空の東京を舞台にした抗争劇。井上三太『TOKYO TRIBE2』の実写化で、暴力や犯罪の一方、友情や恋に生きるトライブ(族)たちのドラマを描き出す。

YouTubeで出演者の公開オーディションを行うなど、製作スタイルもストリートの熱を感じさせる。クールで熱い映画となりそう。

■悩み奮闘して成長する…さまざまな青春ドラマ!

2014年の傾向として多いのが、青春ドラマ。その題材は様々ながら、どこかリアルでちょっとコミカルな青春が描き出されている。主演の若手俳優たちの輝きもまた見どころに。

『銀の匙 Silver Spoon』 3月7日(金)公開

北海道の農業高校を舞台とした、荒川弘の人気コミックを映画化。

Sexy Zoneの中島健人が、主人公・八軒を演じる。キャストの扮装と芝居は、原作ファンも納得のクオリティ。

監督は、人の心を時にコミカルに、時にセンチメンタルに描き出す『さんかく』『ばしゃ馬さんとビッグマウス』『麦子さんと』の吉田恵輔監督。味わい深い演出が本作にも活きている。

『大人ドロップ』4月4日(金)公開

むずがゆくも痛々しくもある青春の甘酸っぱさを、正面から描く。

思春期特有の思いに突き動かされる主人公・浅井に、『愛の渦』『ぼくたちの家族』『春を背負って』にも出演している池松壮亮。浅井がまぶしく見つめるヒロイン・杏には、『あまちゃん』でさらに注目度を高めた橋本愛。

ともに役者としても青春のど真ん中にいるふたりのきらめきが印象的!

『百瀬、こっちを向いて。』 5月10日(土)公開

隣のクラスの美少女・百瀬と付き合うことになったノボル。ただしそれは、ある事情による期間限定の偽装恋愛。しかしそこでノボルは、知らなくてもよかった思いを知ってしまう。

乙一が別名・中田永一名義で発表した短編を、新鋭・耶雲哉治が映画化。百瀬を演じる元ももいろクローバー・早見あかりの瑞々しさに、青春のときめきとせつなさが輝く。

 『 WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜』5月10日(土)公開

三浦しをんの小説を、矢口史靖監督が映画化。出演作が相次ぐ染谷将太が主演を務める。何の目的も目標もないまま高校を卒業して、山奥の村で林業に従事することになった勇気。そこで彼が出会ったものは? 

キャッチコピーは、「青春林業エンタテインメント」。主人公がその身で感じる自然の素晴らしさや怖さを、矢口監督がどう描いているのかにも期待。

『舞妓はレディ』 秋公開

舞妓を目指す少女のドラマにして、なんとミュージカル! 

周防正行監督の最新作は、歌とダンスもふんだんに盛り込んだ、エンタテインメント作品。ヒロイン・春子を演じるのは、監督が絶賛する新人・上白石萌音。

役も本人も初々しさの中にも芯の強さを感じさせて、まさに“マイ・フェア・レディ”な淑女=未来のスター女優誕生の映画ともなりそう。

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