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確定拠出年金は、導入企業の従業員が加入する「企業型」と、自営業者や企業年金等のない企業の従業員などが任意加入する「個人型」に大別できます。企業型は企業が、個人型は個人が掛け金を負担しますが、企業型では2012年から従業員が上乗せできる「マッチング拠出」も認められるようになりました。

このマッチング拠出導入には企業の規約改定が必要なので、導入状況を確認して利用できるなら利用しない手はないでしょう。節税効果がNISA(少額投資非課税制度)の比ではないからです。

企業型の掛け金は、加入者の給与扱いから外れますので、給与の20%前後に相当する社会保険料や税金の負担がありません。また、マッチング拠出した掛け金は全額が所得控除ですので、税金の負担が軽くなります。

仮に年間12万円を上乗せした場合、所得税と住民税の合計税率が15%の人なら単純計算でも年間1万8000円、税率が20%なら年間2万4000円です。利回り換算すると、かなりの高利回りになります。

一方、自営業者などは、国民年金基金の掛け金と合算して月6万8000円まで、企業年金等のない会社の従業員は月2万3000円まで個人型に積み立てられます。毎月の掛け金は、企業型と同様に全額所得控除です。

確定拠出年金は原則60歳を過ぎないと引き出せないのがデメリットですが、将来のための貯蓄をしたいと思う人には、マッチング拠出や個人型は、NISAをはるかにしのぐ魅力的な制度だといえるでしょう。

この記事は「WEBネットマネー2014年2月号」に掲載されたものです。