日経平均の日足チャート(6カ月)。緑が5日、赤が25日、青が75日の移動平均線(出所:株マップ)

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 日経平均は14日の下落で、25日移動平均線(14日現在1万5700.35円)を割り込み、その後、これを上回る場面はあるにはありましたが、20日終値は1万5641.68円と、同線(20日現在1万5752.24円)を下回っています。つまり、足元の日経平均は同線付近での調整が続いています。

 ですが、この間(14日〜20日)、相場のムードが悪かったといえばそんなことはありません。なぜなら、ヘッジファンド、デイトレーダー、証券自己売買部門などの肉食系投資家の物色欲は旺盛で、短期急騰銘柄が続出しました。当然、成り上りたいあなたも、その手の銘柄群を手掛けたことでしょう。

現在の相場で注目されている4つのテーマ

 この間、物色が盛り上がったテーマは、再生可能エネルギー・省エネ関連や、燃料電池・水素関連、ウエアラブル機器関連、そして、セルロースナノファイバー関連などです。

 まず、東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)で、元首相の細川護煕氏が14日、小泉元首相と都内で会談して支援を取り付けました。細川氏は、「脱原発」を旗印として選挙戦を進める方針で、これが株式市場での再生可能エネルギー・省エネ関連物色が加速するきっかけとなりました。

 同関連のリーディング・ストックは、新電力会社の業務を支援するエナリス(6079)、省エネアドバイスやバイオマス発電を手掛けるファーストエスコ(9514)、省エネESCO事業のパイオニアの省電舎(1711)、中小企業から家庭までのコスト削減・省エネ方法を提案するグリムス(3150)などです。

 燃料電池・水素関連に関しては、15日、JXホールディングス(5020)が燃料電池車向けに低コストの水素供給に乗り出すと伝わり、これがきっかけとなりました。CO2を排出しない燃料電池車はエコカーの本命とされ、トヨタ(7203)やホンダ(7267)が15年から量産・販売します。政府も15年度までにガソリンスタンドに相当する「水素ステーション」を国内100カ所に整備する計画です。

 同関連のリーディング・ストックは燃料電池車のガソリンスタンドに相当する「水素ステーション」を運営する、岩谷産業(8088)です。また、2015年度に川崎市で、世界初となる水素燃料の大型供給基地を建設する千代田化工建設(6366)や、水素ステーション向けの水素ガス検知器を2013年度から本格生産する新コスモス電機(6824)などへの関心も高まったようです。

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