お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の"アタックチャンスじゃない方"として活躍する博多大吉(大吉先生)。そんな大吉先生が、古今東西の偉人・芸人・歌手・アスリートなどの膨大なデータから、成功を決める「年齢の法則」を導き出した書籍『年齢学 序説』を発表していることをご存知でしょうか。

お笑い界の2トップに今もなお君臨しているのが、ダウンタウンととんねるず。この2組の代表的な冠番組といえば、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』と『とんねるずのみなさんのおかげでした(旧:〜おかげです)』です。

大吉先生は、この両番組について「この番組のテイストがそれぞれの芸風であり、また、そのキャラクターやパブリックイメージを深く視聴者に浸透させた番組であるという分析に異論はないだろう。言い換えれば『ガキの使い』と『おかげでした』の始まりが、やがて日本中を熱狂の渦に巻き込む"ダウンタウン時代"や"とんねるず時代"の幕開けとなったのだ」と語っています。

ダウンタウンととんねるずは、犬猿の仲というわけではないものの、番組での共演はほとんど見られません。これまで接近することがあれば、そのことがニュースとして取り上げられるほど、決して交わることのない2組です。しかし、大吉先生はとある共通点に気づきます。

それは、『ガキの使い』と『おかげでした』を始めた年齢が、両コンビともに26歳だったということです。

驚くなかれ、この26歳というキーワードは、芸人の"人生の転機"として無視できない年齢といえるのです。というのも、ウッチャンナンチャンを代表する番組『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』が始まったのも26歳。そして、ナインティナインの代名詞ともいえる番組『めちゃ×2イケてるッ!』が始まったのも、岡村隆史が26歳の時でした。

選ばれし者は26歳の時に時代を掴む」。これは、無視できない法則なのかもしれません。本書では、志村けんや明石家さんま、タモリ、ビートたけしら大物お笑い芸人の26歳についても検証しています。彼らも同様に、26歳時に大きな転機を迎えていました(タモリ、ビートたけしの検証は文庫版で追記)。

博多華丸・大吉の26歳はどうだったのでしょう。博多華丸による児玉清さんのモノマネ「アタックチャンス」。これが『おかげでした』の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で評判となり、華丸は『R-1ぐらんぷり2006』に出場し、見事優勝を飾りました。博多華丸・大吉は全国区のお笑い芸人として活躍するようになるのですが、アタックチャンスのモノマネを華丸が開発し、披露しはじめたのも、これまた26歳の時でした。

構想8年、執筆3年を経て、この度文庫版が発表された本書。大吉先生は、偉人の人生の転機はすべて26歳の時にあったと、膨大なデータの中から分析しています。すべては結果論かもしれませんが、「選ばれし者は26歳の時に時代を掴む」法則は、あながち間違っていないのかもしれません。



『年齢学序説 (幻冬舎よしもと文庫)』
 著者:博多 大吉
 出版社:幻冬舎
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