スタンプ・ゲーム関連 人気のスタンプやゲームなどコンテンツ提供メーカーは?
2013年夏ごろ、「LINE上場観測」が報じられたが、ついに現実味を帯びてきた。2014年夏に上場となりそうだ。すでに米国で上場したフェイスブックやツイッターを見ても、LINEが上場すれば時価総額1兆円規模になるのは確実視されている。しかも、LINEはスタンプやゲーム、マンガなどのほかにも新しいコンテンツの登場が予想され、物色のほこ先は多様だ。夏の上場に向けてこれから盛り上がっていく「狙い目のLINE関連株」を一挙公開する!

そもそもLINEは無料通話・無料メールアプリだが、人気の最大の理由はLINE独自のかわいらしい「スタンプ」だ。

「スタンプには無料のものも多くありますが、ディズニーやハローキティ、リラックマなどの人気キャラは有料です。11月に発表されたLINE株式会社の7〜9月期の売上高191億円のうち、LINE事業は99億円で、売り上げに最も貢献しているのはゲーム課金。売上構成比率のうち、ゲーム課金が約60%、スタンプ課金は約20%を占めています。スタンプやゲームなどのユーザー課金は堅調に伸びています」(小川さん)

当然、スタンプやゲームを提供している会社が狙い目となる。サンリオやバンダイなどと提携し、コンテンツを豊富に持っているイマジニアや、「くまモン」などのスタンプを提供しているメディアシークがその筆頭だ。

また、LINEにはゲームとスタンプ以外にも「LINE占い」など、さまざまな有力コンテンツがある。占いコンテンツを提供しているメディア工房だ。「ゲームに関してはすでにLINEに提供している会社もいいですが、今後LINEに提供すると予想される会社もおもしろい存在です」

もしLINEにもゲームを提供すると発表されれば、大幅な上昇が期待できるだろう。

LINEスタンプ、ゲーム、コンテンツの狙い目9銘柄

ネオス(東証1部・3627)
1610円(100株)

LINEスタンプなどのコンテンツを幅広く手がける。NTTドコモが大株主に入るなど、スマホ関連ビジネスの拡大に期待大。

ボルテージ(東証1部・3639)
1327円(100株)

「恋愛と戦いのドラマ」のテーマ性に沿ったゲームなどコンテンツを提供。電子書籍や動画分野などにおける活躍も期待される。

KLab(東証1部・3656)
739円(100株)

「恋してキャバ嬢」シリーズなどのヒット作を持つモバイルゲームメーカー。「グリー」や「モバゲー」に幅広くゲーム提供する点が強み。

エイチーム(東証1部・3662)
3215円(100株)

モンスターバトルゲーム「ダークサマナー」がヒット。日常生活に密着した比較サイトなどを運営するライフサポート事業も貢献へ。

enish(東証1部・3667)
2937円(100株)

「ドラゴンタクティクス」をはじめ、モバイル向けゲームの人気が高い。東証1部への市場変更を発表し、一段と関心が高まっている。

メディア工房(東証マザーズ・3815)
19万3000円(1株)

占いを中心としたモバイル向けコンテンツを提供。「LINE占い」へのコンテンツ提供でLINE関連として注目度が高まる。

イマジニア(ジャスダック・4644)
1236円(100株)

キャラクターや教育関連を中心にモバイルコンテンツを展開。リラックマのスタンプなどを提供し、コンテンツ事業には拡大余地が大きい。

メディアシーク(東証マザーズ・4824)
11万8000円(1株)

モバイル向けのコンテンツや組み込みアプリを開発。「くまモン」スタンプを提供するなど、今後もスタンプショップ内でのビジネスが拡大も。

マーベラスAQL(東証1部・7844)
782円(100株)

さまざまなSNSプラットフォーム向けにソーシャルゲームを提供。「LINEらんらん勇者」のサービス提供を開始し、関心が高まっている。

小川佳紀(YOSHINORI OGAWA)
フィスコ 株式アナリスト

岡三証券を経て現職。相場概況から注目株まで、日本株全般から本誌に合ったネタを拾ってくれる貴重な存在。



この記事は「WEBネットマネー2014年2月号」に掲載されたものです。