インテルのウルトラス「クルヴァ・ノルド」が、MFフレディ・グアリンとユヴェントスFWミルコ・ヴチニッチのトレードに厳しい姿勢を見せた。「クルヴァ・ノルド」は次のように声明を出している。

「インテルにとって最も重要な選手の一人を、イタリアの別のクラブに移籍させようという動きがまとまりつつあるのなら、堪忍袋の緒も切れる」

「我々はモラッティ会長に聞きたい。まったく良識なく管理されているクラブに脚光を当てるように。我々はオーナー交代により、同じミスが繰り返されないことを、そして何より、クラブの多くの決定における全要素に変更があることを期待していた」

「我々が問い続けているのは、『我々には会長がいるのか?』ということだ。先見の明があるクラブの戦略のおかげで、我々は1年を捨て去ったところだ。そして今、それが2年目になるかもしれない。3年目、4年目、5年目もあるのか?」

「インテルはセリエAで戦っており、セリエAの価値があるクラブでいることがふさわしい。ミスター・トヒルには、野球、アメフト、NBA、そして我々とまったく異なる現実を忘れるように助言する。何をやっているのか、何を考えているのか、どんな目的に向かっているのか、我々には明確でない」

「我々はもっと笑顔を減らし、『ビジネス』という言葉を減らしてほしい。具体的な行動を望んでいる。我々はここイタリアにいるんだ。インドネシアともアメリカとも異なる伝統と習慣の国だ」

「マッツァーリ監督のテクニカルな決定に首を突っ込むことはない。大事なのは、プロとして真剣に努力することだ。インテルの監督というのは、まったく守ってもらえずに、あらゆる権力の中にいるものだということだけ言っておく」

「ライバルクラブを強くするために、すでに劣ったチームを弱くするなんて、クラブはどんな方針なのだ? グアリンをユーヴェに移籍させるのは受け入れられない。若くて技術的な価値のある選手と、それより若くない選手をトレード? まったくもって困惑してしまう」