[其ノ二 FX 為替チャート編]南アランドの1カ月投資がハマる時期!
FXで南アフリカランド/円といえば、高水準のスワップ金利による収入をメインで狙い、1年から数年にわたってロングポジションを保有する個人投資家が多い通貨ペアです。

一方、スプレッドが広く、コスト高になるため、回転売買がキモの短期トレード(デイトレ)では利ザヤが出にくい通貨ペアでもあります。

でも実は、1カ月程度の中期トレードに妙味がありそうなのです。

下の図は、一般的な移動平均線+ローソク足(上段)とMACD(下段)を表示させたもの。MACDを短期線「12日」、長期線「26日」に設定し、上段も同じように合わせました。

パッと見ると、上段だけでも比較的長めにトレンドが出ている6月から9月までは利益が出せそうです。ただ、10月以降のレンジ相場ではテクニカル指標として役不足。

しかし下段のMACDは、平滑移動平均線(直近の価格動向のウエートを高めた移動平均線)を採用しているため売買シグナル発生の遅れが解消され、トレンドが短い時期でもうまく利益を出せることがわかります。

今後も米国の量的緩和縮小の先送り懸念や、2014年2月の債務上限引き上げ問題など、米ドル高になりきれない相場が続き、米ドル/円は方向感の出ない相場が続くこともありえます。そんなときは、MACDを活用して南アフリカランド/円トレードを試みてはいかがでしょう。

【今月のテクニカル軍師】
福島理(TADASHI FUKUSHIMA)
マネックス証券

テクニカル分析はもちろん、投資家の売買動向まで熟知。国際テクニカルアナリスト連盟・国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)。



この記事は「WEBネットマネー2014年2月号」に掲載されたものです。