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●ゲームの魅力でもあるドラマシーンを引き立てることカプコンの大ヒットタイトル『戦国BASARA』シリーズとして約3年半ぶりの新作となるプレイステーション3用ソフト『戦国BASARA4』がいよいよ来週1月23日に発売される。

2005年のリリース以来、カプコンを代表するタイトルへと成長した本シリーズは、日本の戦国時代を舞台にしたスタイリッシュ英雄(HERO)アクションゲーム。その魅力は、ゲームのみならずアニメ、劇場版、舞台、各種グッズとコンテンツは瞬く間に拡大し、熱狂的なファンを生み出し続けている。

主題歌は、オープニングテーマをT.M.Revolution、エンディングテーマをSCANDALが担当し、2月12日には両者によるスプリットシングル『Count ZERO | Runners high 〜戦国BASARA4 EP〜』もリリースされる。T.M.RevolutionとSCANDALが同じ所属レーベルであることから実現したこのスプリットシングルは、1曲目にT.M.Revolution「Count ZERO」、2曲目にSCANDAL「Runners high」を収録。初回生産限定盤のDVDには、T.M.RevolutionとSCANDALの撮り下ろしオリジナル番組や『戦国BASARA4』のオリジナル映像も収められ、双方のファンはもちろん、『戦国BASARA4』ファンにもかかせない1枚となっている。

今回は『戦国BASARA』シリーズのゲーム、アニメともに主題歌を手がけてきたT.M.Revolutionこと西川貴教に、今回の主題歌はもちろん本シリーズに抱く想いについて伺った。

――楽曲オファーを受けた率直な印象はいかがでしたか?

ゲームのみならず、TVアニメ、アニメ劇場版と、7年から8年ほどお付き合いさせていただいている作品ですので、新しいナンバリングタイトルが出ることに、まず喜びがありましたね。それと同時に楽曲制作としては、今回どのような切り口で作るかなかなか悩みました。

――『戦国BASARA』シリーズはすでに深くご存じだと思いますが、今回の楽曲を作るにあたり、改めて『戦国BASARA』を強く意識している部分はあるのでしょうか?

そうですね、すでにさまざまな映像が公開されていると思いますが、新たなキャラクターや"戦国創世"というキーワードが示すとおり、これまでのキャラクター武将たちがほぼほぼ登場しているということで、バトルシーンとともにゲームの魅力でもある、ドラマシーンを引き立てることができるように注力して作っています。

――『戦国BASARA』シリーズは、国内のみならず海外にも多くのファンがいる作品ですが、海外のユーザーを意識されるのでしょうか。

いまだに海外へ行って思うのは、日本のイメージが忍者や侍で、「お前なんでちょんまげをしていないんだ」ってテンションの人に遭遇することがあります(笑) アニメなんかでも『NARUTO』が人気だったりしますしね。武将という日本のオリジナリティを感じて、愛してもらえればいいなと思いますね。

とはいえ、アニメやゲームは歴史の史実とはかなり違う場合もあるので、これを踏まえて日本に来たら違うってなるでしょ(笑)。それでも、こういったことをきっかけに日本を知ってもらう、日本に興味を持ってもらえるということは、昨今のクールジャパン戦略みたいなイメージとしても非常に重要ですよね。……続きを読む

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●ナンバリングタイトル4作目ということで、ここに来て物語も大きな波乱を迎えそう――日本のイメージは、忍者・侍がまだ残っているとのことですが、西川さんのファンの方で日本と海外で異なる部分、温度差などを感じることはありますか?

海外にアプローチを始めた10年前は、もっと海外のライブっぽかったです。リアクションひとつとってもその国ごとに違いがあったのですが、この10年間でインターネットの普及で、ライブの映像を見ることができるようになり、ライブのリアクションがどんどん日本型に近づいているんですよ。

日本のライブ映像を見て、こうすれば喜んでくれるに違いないと思ってやってくれているとは思うのですが、うれしい反面、少し残念な部分もあったりします。国や環境が生み出す、そこにしかない温度も大切ですよね。

――以前は明確にあった国境がなくなりつつあるのかもしれませんね。

そうですね。だんだんあいまいになっているのかもしれません。お客さんのリアクションは日本に近くなっている部分がありつつも、やはり海外の客層は異なりますね。日本はおかげさまで長いこと活動をさせていただいているので、本当に幅広い年齢層の方にが来ていただけますが、海外では圧倒的にティーンエイジャーが中心。それは、やはり日本文化に触れる機会が多くいのが、アンテナが高い方に若い方が多いことと関係があると思います。なので、アニメやゲームに関しても若い方が多い、ということがあるのでしょうね。

――すでに多くの『戦国BASARA』シリーズの楽曲を手がけられていますが、このシリーズに関わった当初と比較して、西川さんが変わったなというところは?

一度関わらせていただくと、長くお付き合いになることは多いのですが、ここまで長くなることはなかなかないです。それも、創世記、立ち上がりから関わらせていただているので、はじめは本当にこんなにまで作品が拡がっていくとは思ってもみなかったです。本当に、お米のイラストになったり、日本酒になったり、バスになったり、ブランド化されたり……ね(笑)。

――(笑) ブランドとしても確率され、ゲームに留まらずアニメ、舞台と……。

元はゲームですけど、ファンの方は舞台も好きなんですよね。ゲームが好き、アニメが好き、舞台が好きと住み分けができるくらいで。だからこそ、特に今回は、他のコンテンツの後にまで影響する部分なので、気持ちの入り方は違うかもしれません。『戦国BASARA』シリーズというのは、我が子の活躍を見ているような気持ちになります。

――最後に、『戦国BASARA4』を楽曲とともに、待ち望んでいるファンに向けてメッセージをお願いします。

シリーズとしてもナンバリングタイトル4作目ということで、ここに来て物語も大きな波乱を迎えそうです。ここまで長く愛していただける作品になったのも、支えてくださった皆さまのおかげだと思っています。これからも、『戦国BASARA』シリーズともども、T.M.Revolutionの楽曲も応援していただけるとうれしいです。

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(トランジスタ)