伊勢丹新宿本店でセール開始 開店15分で6千人が来館

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 三越伊勢丹で1月15日、冬のクリアランスセールがスタートした。伊勢丹新宿本店では寒空の下多くの客が並び、本館・メンズ館ともに当初の開店予定時刻より15分繰り上げて10時15分にオープン。三越伊勢丹の広報は10時半の時点で約6,100人が来館したといい、昨年の開店時(10時)よりも上回ったという。

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 本館は地下含めて入り口各所に客が並び、開店の約10分前には正面玄関前の列が三井住友銀行を囲むように伸び、開店時間を迎えると勢い良く館内に人が流れ込んだ。2階の中央エリアや婦人靴エリア、3階の自主編集売り場「リ・スタイル」、4階ウエストパーク付近の有名ブランドの売り場、6階の子供服や催事場が特に混雑し、開店から30分近く経つと会計待ちの長蛇の列が館内各所で見られた。毎回、館を囲むように行列ができるメンズ館は深夜0時頃から先頭が並びはじめたという。

 百貨店では他社が初売りと同時にセールをスタートさせる中、三越伊勢丹の3基幹店では正価購入顧客の利用を促すためオリジナル商品の拡充や独自企画を実施。伊勢丹新宿店では「傾(かぶ)く」をテーマに歌舞伎と現代のファッションを融合させた新春イベントを開催し、本館2階に期間限定店「Kansai Yamamoto POP UP STORE@TOKYO 解放区」をオープンさせたほか、本館6階催物場に「お正月ミュージアム」を設けてトークショーなどを行った。2日から14日までの正価購入商品の売上は、伊勢丹新宿本店が前年比129%、三越日本橋本店が同111%、三越銀座店が同123%で、三越伊勢丹の首都圏9店舗合計では同120%を計上している。夏以降のクリアランスセールに関しても、「開催時期を(現状よりも)早めるということはない」(同社・広報)という。

 今回のクリアランスセールは4月に控えた消費税増税前では最後の開催となり開店時の人出は前年を上回ったというが、三越伊勢丹の広報は「高額品は引き続き好調だが、駆け込み需要はそこまで感じていない」と話している。