日経平均の日足チャート(6カ月)。緑が5日、赤が25日、青が75日の移動平均線(出所:株マップ)

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 6日大発会の日経平均は大納会比382.43円安の1万5908.88円と、10日ぶりに大幅反落しました。さすがに、大納会まで9連騰した反動が出ました。

 日本が年末年始の連休中の欧米の株式相場が軟調だったことに加え、東京外国為替市場で円相場が1ドル=104円台前半まで上昇したことで、利益確定売りが加速しました。また、大発会では、225先物に大口の売り注文が断続的に出て、先物がディスカウント状態になり、裁定解消売りが誘発され、日経平均現物指数の下げ幅が拡大しました。

大発会の下落は当然の一服。目先1カ月は堅調が続く

 ちなみに、3日のNYダウは反発し、前日比28.64ドル高の1万6469.99ドルでした。確かに、ダウは反発したものの、総じて、昨年末にかけて相場が大幅に上昇していたため、利益確定売り圧力が強かったですね。

 なお、大発会での下げ幅は昨年10月25日の398.22円以来の大きさでした。大発会の下落は2008年以来6年ぶりのことです。東証1部の売買代金は10日続けて2兆円を上回り昨年12月19日以来の高水準になったことから、相当量の利食い売りが出たとみてよさそうです。

 まあ、大発会での下落は当然の一服でしょう。健全な動きと認識しています。

 当面の日経平均は大発会のようなスピード調整を挟みながら、堅調さを引き続き維持する見通しです。もちろん、年末の9連騰で短期的に過熱感はあります。しかしながら、それに勝る先高観があるため、堅調な相場が続くとみてよいでしょう。想定を超える米株の調整や、これまた想定以上の円高にならない限り、日本株が本格的な調整に入るとは考え難いですね。

 昨年12月18日の量的金融緩和に伴う証券購入の減額を決定し、バーナンキ議長からの一足早いクリスマスプレゼントとして、世界の金融市場は、「ドル高・先進国株高」で素直に反応しました。この反応(「ドル高・先進国株高」のトレンド)は、年末年始はもちろん、目先1カ月程度継続するとみています。

 テクニカル的には、当面の日経平均は、25日移動平均線(1月7日10時15分現在1万5659.27円)と、25日移動平均ベースのボリンジャーバンドの+2σ(同1万6254.78円)との間での推移を想定しています。

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