あなたは一緒派? 別々派? いまどき夫婦の寝室事情

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結婚後に気になる夫婦の寝室。一緒にするべきか別々にするべきかで諸説ありますが、先輩夫婦のみなさんはどうしてるの? そこで、マイナビウエディング編集部では「夫婦の寝室」について、既婚男女にアンケートを実施しました。

■約8割の夫婦が一緒の寝室だった
Q.夫婦の寝室をどうしていますか
一緒にしている(76.6%)
別にしている(18.2%)
気分によって一緒にしたり別にしたりする(5.2%)

約8割の夫婦が同じ寝室にしていると回答しています。一方で約2割の夫婦は別にしているよう。それぞれの理由やメリット、デメリットを詳しく聞いてみました。

■一緒派は「会話タイムを確保できる」
一緒にしている派は、「一緒に寝るのが普通」(女性/27歳/医薬品・化粧品)、「コミュニケーションに必要」(男性/38歳/人材派遣・人材紹介)など、同じ空間にいるからこそ夫婦間で会話しやすいから、と理由を挙げる人が目立ちます。「分けるほど部屋がない」(女性/25歳/その他)といった物理的な事情も。

メリットは「何かあった時そばにいるので安心」(女性/31歳/その他)、「電気代節約になる」(男性/27歳/金融・証券)と精神面や金銭面での魅力が大きいようです。

デメリットは「寝る時間が違う時に相手を気にする」(男性/34歳/学校・教育関連)、「嫌な時も一緒に過ごさないといけない」(男性/27歳/医療・福祉)、「毛布の取り合いになる」(女性/33歳/その他)など、時間的・空間的な問題が関係しているようです。

■別々派は「自分のペースで過ごせる」
別にしている派は、「いびきがうるさいから」(女性/31歳/食品・飲料)、「相手の寝相が気になるので」(男性/32歳/機械・精密機器)など、睡眠中の様子が気になる人が多め。そのほかにも「寝る時間が違うから」(男性/29歳/商社・卸)と異なる生活スタイルのふたりが快適に睡眠をとることを望んでいたり、「夫婦でもプライベートな時間を持ちたいから」(女性/25歳/医療・福祉)と時間を大切にしたい人も。

メリットは「おたがいゆっくり寝ることができる」(男性/27歳/建設・土木)と相手に気兼ねなく眠れることを挙げる人や、「適度な距離感ができてちょうどいい」(男性/31歳/団体・公益法人・官公庁)と相手との関係にメリハリを持てるといった意見を挙げる人も。

デメリットは、「ラブラブ感が減る・セックスレスになる」(男性/43歳/製造業)、「夫婦の会話が少なくなる」(女性/29歳/小売店)など、夫婦の距離が遠くなるといった意見がありました。別々に寝るからこそ、一緒に食事をする時間を設けたり、週末1日はふたりで出かけるなど、ともに過ごす時間を意識的に作ることが大切なのかも知れません。

■気分による派は「たまにはひとりが気分転換になる」
気分によって派は、「イビキがうるさいので」(男性/30歳/団体・公益法人・官公庁)、「たまには1人で寝たい」(女性/25歳/機械・精密機器)など、お互いに快適な睡眠をとりたいといった意見が目立ちます。

メリットやデメリットは「相手の睡眠を妨げない」(女性/26歳/情報・IT)、「淋しい時にすぐ手が伸ばせない」(女性/31歳/情報・IT)など、「別々派」に近い意見が寄せられました。

睡眠は生活に欠かせない大切な時間ですが、コミュニケーションを図ることも大事です。だからこそパートナーと話し合って、お互いにベストな睡眠環境を整えたいものですね。

※アンケート対象
調査時期:2013年11月26日〜2013年12月16日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の男女346名
調査方法:インターネットアンケート

(文/池田園子)