百貨店の初売り盛況、福袋や高額品がけん引

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 百貨店の初売り商戦が好調だ。5日までの商況は、大手4社で前年比プラスを計上。冬のボーナス平均支給額の増加や消費税増税前の駆け込み需要が好材料となり、福袋や高額品が全体の売り上げを押し上げている。

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 2014年の年始は日並びが良く休日が続いたこともあり、初売り初日から5日までの売り上げは、昨年2桁の伸びを示したそごう・西武が前年比3%増、大丸・松坂屋の基幹店9店舗はクリアランスセールのみで同4.7%増、三越伊勢丹の基幹3店舗と高島屋は同プラスを記録。初売りの主要商品として福袋を各社打ち出したが、西武池袋本店は売り上げが同2桁増で推移し、南館の立て替えを控える松坂屋上野店では10万円や20万円のジュエリー福袋が昨年を上回る売れ行きだったほか各店でもまとめ買いの傾向が見られ、三越日本橋本店ではダイヤモンドのジュエリーセットが発売早々に完売した。昨年に引き続きクリアランスセールの開催を初売りとずらした三越伊勢丹は、伊勢丹新宿店を筆頭に冬物アイテムや時計などの販売が伸び、「良いものを初売りで買いたいという傾向が見られ、順調な滑り出しを切った」(同社・広報)という。

 百貨店はクリスマスなどの年末商戦も堅調に推移し、大手4社が発表した12月の売上速報値(既存店ベース)は、そごう・西武と眦膕阿同1.7%増、大丸・松坂屋は同3.6%増で、同6.6%増だった首都圏の三越伊勢丹は11ヶ月連続で前年実績を上回った。前年と比較して土曜日が1日少なかったが、各社ともにラグジュアリーブランドや婦人雑貨、宝飾品が好調を維持し売り上げを牽引している。