「一運、二金、三度胸」を持つ大人向けR指定 !? コーナー。 ここでは思惑株、裏ネタなどハイリスクな情報を凝縮した。 兜町をさまよう黒い噂、その真相は…。 株ビギナーと心配性の人は読まないでね!

自民党が政権に復帰して1年。財界の政治への影響力が再び強まってきた。こうした中、注目を集めるのが犧盂α輙〞とも呼ばれる経団連の会長人事。米倉弘昌会長(住友化学会長)が2014年5月で任期満了となるため、後任選びが水面下で進んでいる。

経団連と安倍政権の関係は必ずしも思わしくない。というのも、安倍首相の肝いりで発足した産業競争力会議では、経済同友会の長谷川閑史(やすちか)代表幹事(武田薬品工業社長)や、経団連を批判して新経済連盟を創設した三木谷浩史楽天会長兼社長を民間委員に据えている。

一説には「アベノミクスに盛られた異次元金融緩和に疑問を投げかけた米倉会長への、安倍氏の報復措置」(全国紙記者)といわれ、次の経団連会長は長期政権が予想される安倍氏との関係修復が最重要課題となる。

当初は日立製作所の川村隆会長が有力視されたが、当の川村氏は固辞しているという。そこで注目されるのが、JXホールディングスの渡文明相談役。石油業界は長年、政治サイドとの付き合いが深いだけでなく、渡氏は個人的にも安倍氏と親しいといわれ、財界を代表して政府・自民党との関係強化を図るには好適だ。もちろん、出身母体であるJXでの業績も申し分ない。唯一のネックは78歳という高齢だが、「安倍氏と一緒に8月の河口湖畔でゴルフをするほどの体力があり、さほど問題にならない」(同)とみられる。

日本製造業の雄、トヨタに期待する声も。しかし、2006年まで奥田碩(ひろし)氏が経団連会長の座にあり、現社長の豊田章男氏は早くも将来の経団連会長候補と目されている。このタイミングでトヨタ出身者が経団連トップとなればトヨタの目立ちすぎになりかねず、実現性は乏しいだろう。

経団連会長企業は不祥事どころか赤字や無配も許されないという不文律がある。前評判通り、「渡文明・経団連会長」誕生なら、JX株は買いということか。

ナイガイ…超低位株がひそかに人気化中。裏に投資グループ?

100円前後の低位株の取引が盛り上がっている。ストッキングなどで知られる衣料品商社のナイガイも人気銘柄のひとつ。復配観測が材料とされるが、株価上昇の背景には「有力投資家グループの継続的な買い」(地場筋)が指摘されている。

この記事は「WEBネットマネー2014年2月号」に掲載されたものです。