足利銀行が再上場!常陽、群馬などの周辺地銀と主幹事の野村にもご祝儀!!
年末高アノマリーがズバリ!! 日経平均は1万6000円目前。ドル/円も103円台だ。年始からはNISAも始まるし、外国人の買いに個人投資家の買いが上乗せされて、さらなる飛躍高に期待大。みんなが買い漁るニュースな株をどうぞ!

経営破綻した有力地銀の足利銀行が2013年12月19日、持ち株会社「足利ホールディングス」として再上場する運び。2003年12月の経営破綻からちょうど10年になる。

大型上場前後には、主幹事証券の努力なのか、同業他社の株価が持ち上げられるのが相場の常。規模が大きく営業エリアの隣接した常陽銀行や群馬銀行のツレ高が期待できる。足利の再上場は、スポンサーとして経営再建を成功させた野村ホールディングスの買い材料にもなる。

地銀業界は、株高による含み益の急拡大や不良債権処理費用の減少で収益が劇的に改善。大手行を含めた金融業は、今期業績見通しの再上方修正も相次ぎそう。「景気回復局面は金融株買い」がお約束である。

河合ウオッチャー達憲のそのとき株は動いた!

レオン自動機の株価は、10月8日の231円を底に11月15日の高値660円まで約3倍高を示した。その後も中間期での高収益を背景に高値圏での推移を堅持している。収益上方修正のインパクトに素直に反応した格好だ。

同社は、食品成形機などを手がける食品機械大手で、食品製造販売部門も有する。収益構成は食品加工機械製造販売が76%に対して食品製造販売が24%。海外売上高比率は46%と約半分。主力の食品成形機は国内ではコンビ二向けに拡大基調を持続し、欧州ではチーズ業界向けが増加している。食品製造部門はパン販売が米国で好調。内外ともに両部門が寄与する模様だ。

業績面は、10月31日に2013年3月期予想を大幅に上方修正し、大きなポジティブサプライズとなった。売上高が従来予想186億円から206億円へ11%増、それに伴い営業利益は同11億円から18億円へ64%増、さらに最終利益は同6億円から13億円の2.2倍とした。過去ピーク営業利益の1990年3月期26億円の約7割水準まで回復した格好だ。

業績の拡大が背景となっているだけに、株価が急伸した後もPERは12倍台と割安圏に位置している。目標株価はリーマン・ショック前の高値(2006年1月の544円)を上に抜いたことでほぼ青天井となり、マーケット並みのバリュエーションから試算した上値は730円オーバーが想定される。

河合達憲(かわい・たつのり)
カブドットコム証券 チーフストラテジスト

毎週火曜のネットセミナーが大人気。テレビ・ラジオにレギュラー多数。大阪国際大学に講師として登壇。最新刊『株の五輪書』(マガジンハウス)。




この記事は「WEBネットマネー2014年2月号」に掲載されたものです。