年末高アノマリーがズバリ!! 日経平均は1万6000円目前。ドル/円も103円台だ。年始からはNISAも始まるし、外国人の買いに個人投資家の買いが上乗せされて、さらなる飛躍高に期待大。みんなが買い漁るニュースな株をどうぞ!

上場企業の業績動向はいよいよ第3コーナーにさしかかってきた。株式市場全体の株価底上げが進めば進むほど、「連続増益」「最高益更新」「利益変化率」など業績を切り口とした選別が重視されやすい。

なかでもインパクトが大きいのは、「増額修正」。さらにNISA(少額投資非課税制度)のスタートを控えて、「増配」という切り口も注目度を高めそうだ。この観点からすると、今3月期のゴールを見据えて今後、増額修正が期待できる銘柄を探り当てたいところ。

そこで、今3月期第2四半期決算発表を終えた時点で、通期業績の増額修正を見送りながらも通期年間配当を増額した銘柄をマークしてみた。増配は業績面の裏づけがあるからこそ経営陣が判断できるもので、株主を重視している経営姿勢の表れでもある。業績予想については、慎重な見通しを立てる会社側の特性もあるだろうが、そのニュアンスは、増配を発表した会社側のリリース資料を深読みすると捉えることができるだろう。

大研医器の場合は「直近の業績等の状況を踏まえて検討した結果」と記載されている。日油は「株主の皆様に対する株主還元経営の重要課題と認識」「業績、財務状況などを総合的に勘案」と、その増配の背景には確かな業績見込みの裏づけも隠されているのだ。

このほか、小林製薬や山洋電気、京阪神ビルなどが増配発表済みで、ここからの業績増額期待のグループだ。

業績を上方修正しそうな増配株5

【小林製薬(東1・4967)】5630円(100株)
家庭用品製造販売事業で「あったらいいな」がスローガン。新商品の積極投入で15期連続増配を見込む。

【日油(東1・4403)】709円(1000株)
油脂化学のパイオニアで、ロケット燃料やバイオ事業で独自の展開。当期利益は連続過去最高を更新予想だ。

【山洋電気(東1・6516)】635円(1000株)
業界トップクラスの高効率の太陽光発電用パワーコンディショナーを開発。高採算のパワコンの拡大に期待。

【大研医器(東1・7775)】1719円(100株)
自社開発を基本に医療器具の製造販売を展開し、成長中。脳保護装置など救急救命領域への進出が注目材料だ。

【京阪神ビルディング(東1・8818)】544円(100株)
8月に増資を実施した。大阪市内で新たな大型データセンターの用地獲得に着手。当期純利益は5期ぶり最高へ。

※株価は2013年12月9日現在。

今月の噴火目前株3連発!

1. 瑞光(東証2部・6279)
11月に開催された中国の三中全会で一人っ子政策の規制緩和が決まった。人口超大国の中国で出生率が上昇するなら、中国で評価される日本の紙おむつやベビー用品の需要が伸びるのは確実。盲点銘柄である紙おむつ製造機の同社は、最後に物色されて最大の上昇につながる?

2. ダイフク(東証1部・6383)
機関投資家の評価が急上昇中の機械株。ネット通販の絶対量が膨らむ中、増加する物流施設でニーズが高い搬送システムに強み。2011年3月期に2円強だったEPS(1株当たり利益)も、今期予想では51円まで膨張。3年でEPS21倍の衝撃を株価は織り込みにかかる。

3. C&Gシステムズ(JQ・6633)
3Dプリンター関連の一角。6月末時点で、保有比率40%強の筆頭株主だったのがアーク。そのアークの同社株売りが続き、完全に株価の下げ要因となっていた。アークの保有比率は足元で12%台まで低下、売り一巡後の大噴火に期待。

この記事は「WEBネットマネー2014年2月号」に掲載されたものです。