クラブ・ワールドカップではラジャ・カサブランカの前に夢破れたが、アトレティコ・ミネイロFWロナウジーニョは素晴らしい個人賞で報われることになった。数多くのタイトルを獲得してきた彼でも、まだ受け取ったことのないトロフィーだ。

『エル・パイース』が、ロナウジーニョを第28回南米年間最優秀選手に選出したのである。過去2年の受賞者であるバルセロナFWネイマールや、3位に入ったニューウェルズのマキシ・ロドリゲスに大差をつけての受賞だ。

ネイマールの81票に対し、ロナウジーニョは156票を獲得した。『エル・パイース』は、「歴史的な偉業であるコパ・リベルタドーレス制覇において、ロナウジーニョはアトレティコ・ミネイロをけん引する重要な存在となった」と評している。

ロナウジーニョは2004年と2005年にFIFAワールドプレーヤーを、2005年にはバロンドールも受賞している。

アトレティコ・ミネイロとの契約はもうすぐ満了となるため、現在は兄である代理人のロベルト・デ・アシス氏がクラブと契約延長を交渉しているところ。だが、ベジクタシュやパルメイラスからの関心を伝える報道は後を絶えない。

なお、『エル・パイース』は南米のベストイレブンも発表しており、ブラジルからは7選手が選ばれた。ロナウジーニョとネイマールのほかには、レーベル、マルコス・ロシャ、ジョー(アトレティコ・ミネイロ)、ベルナルド(シャフタール・ドネツク)、エベルトン・リベイロ(クルゼイロ)の5名だ。

そのほかでは、パラグアイのマルティン・シルバ(オリンピア)、アルゼンチンのパオロ・ゴルツ(ラヌース)、イグナシオ・スコッコ(インテルナシオナウ)だ。