恋多き人は体の不調も多い―その理由は?

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恋愛経験の少ないあなた!何も負い目を感じる必要なんてありません。

恋愛は、嬉しさや幸せを感じるどころか、しょっちゅうストレスを感じ、そして体の免疫システムが低下してしまうのです。

英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームによると、体の調子と健康状態は恋愛関係がうまくいっているかどうかに左右されると言います。

マーティン・コーウィー教授は、人間の体は、その人の感情の状態によって変わる傾向があると言っています。また、愛は、体の機能に影響を及ぼす表現方法のひとつであることも述べています。

例えば、幸せなときであったり、健康に支障が出るほどの口論をしたときなどに生じる感情が、それに当たります。

しょっちゅう恋に落ちる人は、ケンカする、相手を疑う、不安になる、パートナーと合わないといった感情に、多く見舞われる可能性を持っています。

これらの感情から、瞳孔が開いたり、手のひらに汗をかいたり、心拍数が上がるという体調の変化も見られます。また、体にマイナスの影響を及ぼすアドレナリンの量もより多くなります。

専門家たちは、感情的な問題は、健康に影響するので注意しなければならないと言います。例えば、離婚や死別などで奥さんのいない男性は、心臓血管の疾患リスクが50%以上高いそうです。

男性は、自分が残された身であるという事実を受け入れるのが女性より難しいと、コーウィー教授は言っています。

恋愛をすれば、喜怒哀楽の感情がたくさん生じるのは当然のことです。これらの感情がお互いにとって良い学びであると考えたいですが、なかなか難しいですね。
体調を崩さない恋愛、心の状態でありたいものです。

参考:Sering Jatuh Cinta Cuma Bikin Stres
http://m.inilah.com/read/detail/2057316/sering-jatuh-cinta-cuma-bikin-stres