兵庫県は11月28日、4月に続き兵庫県保健医療計画について一部改正を行った。

保健医療計画とは、医療法第30条の4に基づき都道府県が策定する医療計画。同時に、県民、市町、保健・医療機関、関係団体等の参画と協働のもと、それぞれが取り組むべき保健・医療分野の基本的指針(ガイドライン)としての性格を併せ持つ。

同県の保健医療計画は、急速な少子高齢化、医師の地域偏在・診療科偏在、疾病構造の変化など、保健医療を取り巻く状況の変化を踏まえ、平成25年4月に改定を行った。計画期間は平成25年4月から30年3月までの5年間。ただし、社会・経済情勢の変化や大幅な制度改正などがあった場合は、必要に応じて5年の経過を待たずに見直すものとしている。

11月28日には同計画に記載している「許可を受けないで一般病床の設置又は増床ができる診療所」の内容について一部改正を行った。これは高齢化の進行に伴い、医療・介護の需要増大が見込まれる中、地域における在宅医療や終末期医療等において重要な役割を果たしている有床診療所のニーズが高まっている背景によるもの。改正を行うことで有床診療所の設置を促進し、地域医療の充実を図っていくという。

なお、基準病床数については、平成23年4月の前計画の一部改定時に設定した全県及び2次保健医療圏域ごとの基準病床数を据え置いており、5年の改定期限を迎える平成28年4月までに見直すとのこと。