高島屋和歌山店(和歌山市)が、2014年8月末に閉鎖する。10年以上赤字経営が続いていたため営業継続は困難と判断し、和歌山店の営業を終了するという。また消費増税による減収が見込まれることを理由に、東急不動産から新宿店の土地建物を1,050億円で追加取得すると発表。収益の向上を図る。

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 高島屋和歌山店は南海電鉄和歌山ビルのキーテナントとして 1973年5月に開業して以来、地域に根ざした営業施策を打ち出してきたが、不透明な消費環境を背景に業績が悪化。売上高はピーク時の3分の1程度の約21億円まで落ち込んでいた。

 高島屋は収益向上を図るため、東急不動産グループが所有する新宿店の建物を1,050億円で取得することで合意したと発表。地代家賃を含む販売管理費が大幅に削減される見通しだという。また同社の100%子会社である東神開発が共有持分を保有している立川店の土地建物についても追加取得に向け協議を進めている。