韓国紙・朝鮮日報の中国語版ウェブサイトは26日、日本が国連南スーダン派遣団(UNMISS)に参加している韓国軍に陸上自衛隊の弾薬1万発を無償提供した問題で、韓日両政府が互いの主張を曲げず、一歩も譲らない攻防を続けていると報じた。
日本政府は24日、「現地時間の21日晩、韓国軍の責任者から電話で『緊急に弾薬1万発を提供してほしい』と要請があった」と表明。つまり、韓国側は国連を通さずに日本側に直接支援を求めたということだが、これは韓国側の言い分とは大きく異なる。
韓国側は25日、日本側の主張に反論する形で、「21日午後、韓国、ネパール、インド、ルワンダの部隊が会議を開き、韓国軍は任務遂行にあたりさらに多くの弾薬が必要だと話した。同じ地区に駐屯するネパール軍の弾薬とは規格が合わず、同じ規格を使用している部隊を探すことに。その過程で日本にも問い合わせの電話をしただけだ」と強調。「そうこうしているうちに、UNMISSが日本に弾薬1万発の提供を求め、日本はUNMISSにこれを無償提供した」と主張した。
これに対し、日本側も25日、再び反論。菅義偉官房長官が記者会見で、「韓国は現地の部隊と日本大使館を通じて直接日本側に弾薬支援を申し出た」と改めて強調した。これに対し、韓国軍関係者は「自衛隊が韓国軍の電話を受けた際、韓国がUNMISSを通さず、直接日本側に支援を求めたと勘違いしたのでは」との見方を示している。
(編集翻訳 小豆沢紀子)