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○初の"島まるごと"リアル脱出ゲーム

あの「リアル脱出ゲーム」を沖縄県・宮古島まるごと使って行うリアル脱出ゲーム×宮古島「封印された島からの脱出 supported by 沖縄国際映画祭」が2014年1月と2月に沖縄県・宮古島で開催される。ひと足先にテスト公演に参加してきた。その模様を紹介したい。

イベントの主催は「封印された島からの脱出」実行委員会。「沖縄国際映画祭」が協賛している。リアル脱出ゲームを企画製作・主催するSCRAPと、宮古島市、宮古島観光協会の全面協力により実現した。

ちなみに、記事の中に謎解きのヒントはないのでご安心を。

○謎を解いて、宮古島から脱出!

リアル脱出ゲームとは、「ある場所に閉じ込められ、謎を解いてそこから脱出する」という設定の体験型ゲームのこと。ライブハウスや遊園地、球場などを舞台に全国各地で開催されている。

今回の公演「封印された島からの脱出」の見どころは、なんといってもリアル脱出ゲーム史上最大の広域、島をまるごと使ったゲームであること。島の謎をすべて解き明かして島から脱出するというストーリーのもとに、ゲームを行う。島の中の移動手段は車(レンタカー)。車で島を走って、謎を解きながらポイントを巡る。

○ゆっくり時間を使って、島を楽しみながら

「封印された島からの脱出」について、SCRAP代表の加藤隆生氏に話を聞いた。「リアル脱出ゲームは普段は遊園地や東京ドーム、マンションなどに閉じ込めて『制限時間内に謎を問いて脱出してください』といったものなんですけど、今回リアル脱出ゲームにしては珍しく制限時間がない謎解きゲームになっております(※各日10時〜17時の間で開催)。

さらにこの島まるごと一つを使っているので、基本的には車がないと解けないという、かなり広大なリアル脱出ゲームとして最も大きい規模の謎解きイベントとなっていますのでそこらへんも楽しんでいただければと思います。

また、普段宮古島の観光で行くような場所以外にも『こんなところあったんだ』『こんな謎めいた場所がこの島にあるんだ』というようなところに、謎を解いていく過程で自然にたどり着ければなと思います。いろんな楽しみ方ができるイベントじゃないかなと。ぜひ楽しんでください。

難易度は、ちょっと目端の利いたファミリーがギリギリ解けるくらい。普段は解けなければ終わっちゃうけど、今回は時間がいっぱいあるので普段よりは難易度はやや低いといえるのかもしれないです。ただ移動距離がかなりあるので、ゆっくり時間を使って、島の自然や料理などをゆったりと楽しんでいただける公演になってると思います」

○地図を片手に謎を解き、目的地へ

スタート地点となるのは「宮古島市役所下地庁舎」。受付では、謎解きの問題と地図が手渡される。謎が解けない人のために、ヒントをもらえる「ヒントカウンター」も用意されている。

地図を片手に、謎を解いては次の目的地を目指す――まさにゲームの世界にいるような非日常体験だった。しかも舞台は宮古島。行く先々で出会う美しい自然、その大舞台の中で謎が解けたときの快感といったら……! 頭も体も使ってゲームを終えた後は、なんとも心地よい疲労感があり、思いっきりリフレッシュできた。

これから参加する人のために謎には触れられないので、筆者が参加してみて"ぐっときた"ポイントをまとめてみた。

■あたたかい!

舞台となる宮古島地方は高温多湿な亜熱帯海洋性気候に属し、冬も比較的暖かい。筆者が島を訪れたのは12月上旬。東京で毎日寒い思いをしている身からすると、空港から降り立ったときはまず島のあたたかさに驚いた。服装は薄手の長そでシャツを着ているだけで十分だった。本公演が開催されるのは1月だが、最低気温の平均値でも15〜16度とのこと(「宮古島観光協会」ホームページより)。

■宮古島が美しい!

海が本当に素晴らしかった。遠くから眺めると、水色、青色、緑色といろいろな色が重なって見え、近づくとはっとするほど透き通っている。また島の平らな地形は、目の前に大きく視界が開け、解放感がある。広大なさとうきび畑や、海の青色によく映える緑、南国の動植物との出会いを楽しむことができた。

■車の運転が楽しい!

実は筆者は車の運転が苦手なので参加前はやや不安があったのだが、島を車で走り始めてからはドライブを存分に楽しむことができた。

宮古島の道はとても運転しやすい。道路は舗装されているところが多く、混雑もほとんどなく、スピードを出す車も少ない。道もわかりやすい。さらにドライブ中には、美しい海やのどかなさとうきび畑が窓から見えて気持ちがいい。

また、車の運転ができない人はタクシーを使っての参加も可能。今回の脱出ゲーム向けに、小型タクシー1台5時間10,000円で利用できる貸し切りの特別プランも用意されている。

■ひとりでも大丈夫!

今回、筆者はゲームにひとりで参加してきた。「ひとりでも十分クリアできるレベルだと思います。車の免許と孤独に耐える心があれば」と加藤氏も語っていた。仲間といっしょに協力して謎を解くのも楽しそうで少しうらやましくもあったが、ひとりはひとりで自由さと緊張感があってよかった。

■初めての宮古島観光に最適!

この脱出ゲームは宮古島に初めて行く人にこそ、ぜひおすすめしたい。筆者も今回初めて宮古島を訪れたが、脱出ゲームの謎を解いているうちに自然と島の素敵なスポットを巡ることができた。謎に導いてもらいながら、宮古島の魅力を味わうことができるというわけだ。

ちなみに最後にこっそり書いておくと、筆者は脱出ゲームをクリアすることができなかった。もう少しだったのに……! くやしいのでまたぜひ参加したいと思っている。なお、クリアできなくても開催期間であれば再トライすることも可能だそうだ。

○開催は2014年1月18日から10日間

リアル脱出ゲーム×宮古島「封印された島からの脱出 supported by 沖縄国際映画祭」は、2014年1月18日、19日、25日、26日、2月1日、2日、8日、9日、10日、11日の10日間で開催される。時間は各公演日とも10時〜17時となる。料金は2,000円。チケットは現在販売中。11月から販売し、すでに1,000人強が申し込んでいるという。

チケットのみの購入のほか、ANAとJTBから航空券、ホテル、公演チケットがセットになったツアーもある。詳細はリアル脱出ゲーム×宮古島「封印された島からの脱出 supported by 沖縄国際映画祭」特設ページで確認できる。

(山口晴子)