年末年始の日本株を大胆予測! 強気派の高値1万7000円の理由とは?

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SBI証券、カブドットコム証券、松井証券のネット証券3社のエースアナリストに年末年始の日経平均の動きをファンダメンタルズの面から分析してもらったところ、かなり強気な予想が出揃った。その根拠とは何か。徹底取材を敢行した。

11月の米国の雇用統計から
相場の空気がガラリ一変した!

 5月に信用取引で高値づかみした投資家たちの決済期日が過ぎ、日経平均は5月22日につけた終値の年初来高値を更新した。信用取引における需給の改善もさることながら、「11月8日の米国雇用統計発表を機に相場の空気が大きく変わった」とSBI証券シニアマーケットアナリストの鈴木英之さんは指摘する。

 雇用統計を通じて、米国経済の想定以上の強さが確認できたことが日本株にも好材料となった格好だ。さらに、イエレン次期FRB議長がQE3(量的緩和策第3弾)を当面継続するとの見方から、米国株が史上最高値を更新し、日本株の上昇にも弾みがついた。

 日本の景気についても、「内需を中心に緩やかな回復を続けており、物価上昇の兆しも見えてきた」と松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎さんは分析する。

 年末にかけ証券優遇税制打ち切りを踏まえた個人投資家の節税売りが飛び交うとしても、収束するのは時間の問題で、年明けからは「NISA(少額投資非課税制度)などの買い需要が目立つようになる」(窪田さん)という。

 こうした状況から2人のプロはともに強気のスタンスだ。くしくも年明けからの2人の予想は一致しており、年末に節税売りで押しても1万5000円は死守し、1月20日頃には1万7000円到達もありうると見ている。

 これに対し、残るカブドットコム証券チーフストラテジストの河合達憲さんも基本的には強気の見通しだが、「テクニカル面での高値警戒感から、小幅な調整が起こりうる」と考えている。そして、年内の下値は他の2人と一致しているが、年明けは調整気味に推移し、1万6000円を割り込む展開もありうると予想している。

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