2014年1月からスタートするNISA(少額投資非課税制度)は、すでに多くの投資家の注目を集めているが、「金融機関に勧められるがままに、ローリスク・ローリターンの運用をしていたのでは、その“本当の力”を活かしきることはできない」というのは、カブ知恵代表・藤井英敏氏。NISAを活用してお金持ちになるための鉄則を、藤井氏が解説する。

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 NISAの導入に伴い、やけに期待を膨らませたり、身構えたりする人がいるかもしれないが、NISAだからといって何も特別なことはない。従来の証券口座とは若干仕組みが異なるものの、極端な話、NISA口座だと税金がかからない。それだけである。

 何より、儲かれば儲かるほど節税効果が大きいのがNISAである。本来なら株式の売買益には20%の税金が課されるが、それがゼロになるのだ。仮に1億円の利益が出れば、本来なら税金で取られてしまう2000万円がまるまる得することになる。大きなリターンを狙う投資家ほど使わない手はないだろう。

 そんなNISAを使って本気でお金持ちを目指したいのであれば、あまり大きなリターンが望めないような投資信託や大型株のパッケージ買いに手を出すべきではない。コツコツと手堅い運用をしたいなら、別の手段を考えればいい。

 非課税というメリットを最大限に享受したいのであれば、やはり「大化け株」で勝負すべきだろう。具体的には、今後大きな成長が見込める銘柄のなかから、時価総額が小さく、ボラティリティ(値幅)の高い銘柄を狙いたい。

 もちろんリスクは大きいが、一度、株価が爆騰すれば、売却益はまるまる利益となる。これこそがNISAを活用して大金持ちになるための鉄則にほかならない。

※マネーポスト2014年新春号