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王子狐の行列の会は31日から2014年1月1日にかけて、東京都北区王子にて「王子狐の行列」を開催する。

○参加者が狐に扮し、歌川広重の世界観を再現

同イベントは、初代歌川広重の浮世絵に描かれた世界観を再現した恒例の行事。子供たちに地元の歴史や文化を伝え、街を盛り上げようと平成5年、地域住民らにより開始され、今回で21回目を迎える。

初代歌川広重の名所江戸百景「王子装束ゑの木 大晦日の狐火」の浮世絵は、その昔、王子には毎年大晦日の晩になると、関東一円のお稲荷さまの使者とされる狐が一本の大きな榎の木の下に集まり、装束を整え関東総司である王子稲荷神社に参詣したという言い伝えを描いている。人々は狐たちがともす狐火の多少によって翌年の田畑の豊凶を占ったという。

同イベントでは除夜の鐘を合図に、裃や着物姿の参加者たちはお面やメークで狐に扮し、提灯をかざしながら行列を成し、装束稲荷神社から王子稲荷神社まで約1kmの道のりをお囃子とともに練り歩く。順路途中の権現坂では、王子稲荷神社から迎えに来た狐との「提灯交換の儀」が行われ、到着後は、狐囃子、獅子舞が奉納されるなど、会場周辺は幻想的な空間に包まれるという。

日程は、12月31日 正午頃〜 王子銀座商店街事務所(東京都北区王子2-30-1)で狐面(1,000円〜3,500円)を販売。14時〜 王子狐村(王子1-13-10 王子一丁目遊び場)で狐顔メーク(500円)。22時30分〜 装束稲荷神社でかがり火「年越しの儀」、鏡割、祝舞「狐剣舞」の奉納(予定)。

2014年1月1日 午前0時〜 狐の行列出発(装束稲荷神社前)。0時30分〜 「提灯交換の儀」(権現坂)。0時50分〜 王子稲荷神社参拝「新年の儀」(神楽殿で王子狐囃子、獅子舞の奉納)。

行列コースは、装束稲荷神社〜王子銀座商店街〜北とぴあ前〜権現坂ガード〜森下通り〜石鍋商店前〜王子稲荷神社となる。その他、詳細は同イベントWebページで確認できる。

(エボル)