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毎日の食事がおいしければ男性は離れていかない、という意味を込めて、「男を掴みたければ胃袋を掴め」なんて言われている。古い考え方と見る人もいれば、実際に男性の胃袋を掴んで結婚に至った女性の話を聞いた人も多いだろう。そこで、マイナビニュース会員の女性110名を対象に「男性の胃袋を掴めば、恋も成就すると思いますか」という質問を行って、現在の女性がどの程度その言葉を信じているのかを確認してみた。結果は、「はい」は60%(66名)、「いいえ」は40%(44名)であった。また、なぜそう思うのかを実体験も含めて尋ねてみたので紹介しよう。

■やっぱり手料理パワーってすごい
・「夫が私と付き合い、結婚した理由がまさにそれ……よっぽど寮の食事がまずかったらしく、入社1カ月でプロポーズされました」(28歳女性/その他/その他)
・「男性は単純だから、弁当とか作ったらイチコロだったことがある」(33歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「ハンバーグを作ってあげて落ちなかった男はいないです」(32歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「知人で料理教室の講師をやっている女性と結婚した人が、胃袋をつかまれたと言っていたから」(28歳女性/商社・卸/事務系専門職)

■つきあい始めた後も効果あり
・「旦那は毎日『(私)のご飯が食べたくて帰ってきた』と言っている」(28歳女性/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)
・「なんだかんだいってご飯がおいしいとケンカになることが減る気がします」(30歳女性/通信/事務系専門職)
・「『毎日夕飯が楽しみ』と言ってくれるから飲み会にいく回数も減り、食べたいもののリクエストもしてくれ、料理が上手なら家庭も円満だと思う」(30歳女性/生保・損保/事務系専門職)
・「お見舞いで作ったおかゆのことを今も言ってくれる」(25歳女性/食品・飲料/秘書・技術職)

■イメージ的にも……
・「結婚してからの生活に良いイメージを持ってもらえそうだから」(24歳女性/金融・証券/専門職)
・「料理は女性がするものという考えは、いつまで経っても変わらないと思うから」(21歳女性/その他/その他)
・「生活の中で食事が一番大切だと思うし、特に和食が良いと思います」(30歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)

■料理だけが決め手ではない
・「胃袋を掴んだつもりで、無料の食堂と化した友達がいた」(34歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
・「まわりで料理が上手なことを理由に結婚相手を選んだ男性を知らない」(24歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「最近は自炊する男性も増えてきているので、料理がうまいだけではあまり決め手にならないと思うため」(27歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「料理ができなくても恋は成就したし……結局は相手が何を求めるかによると思う」(30歳女性/学校・教育関連/技術職)

■総評

「はい」と回答した人の成功例には、たまたま手料理を振る舞ったらうまくいったパターンと、お弁当や男性受けする料理を意識的に利用しているパターンに分かれ、その後も料理が2人の仲を取り持っているという報告も見られた。実体験はなくても「食事は毎日必要なものだから」「(料理は)できないより、できる方がいい」といった回答も多く、料理を重要視している女性は一定数存在しているようだ。逆に、「いいえ」と回答した人からは、「結局、母親のようになってしまいかねないから節度が必要」「無料の食堂と化した友達がいた」といった忠告や失敗談から、料理ができなくても成功した例なども寄せられている。また、「やはりルックスは重要だと思うので」「性格が一番」というシビアな回答も見られた。

しかしながら胃袋を掴んでの成功例が実際にあると、現在恋人募集中や婚活をしている女性にとっては聞き流せないのが正直なところではないだろうか。栄養バランスのとれた料理をつくることができれば、自身の健康管理にも役立つ。さらには、お肌の調子もよくなって、結果的に男ウケもアップ……なんてことも期待できたりと、やっぱり料理ができて損はなし、か!?

調査時期: 2013年11月8日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性110名 合計110名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

(木下健児)