茨城県では、発行部数400万部を超えるベストセラー小説を映画化した「永遠の0(」が12月21日に全国公開を迎えるのを記念し、県内の戦争史跡を巡るツアー企画「特攻隊員たちの"願い"を尋ねる」を開催する。

同映画は、笠間市の筑波海軍航空隊を舞台としたもの。司令部庁舎、号令台、滑走路、地下2メートルまで掘り下げて建造した地下戦闘指揮所などがほぼ当時のままの状態で現存しており、司令部庁舎においては、実際に映画のロケが行われたという。

県内にはこのほか、特攻隊に配属される際の送別の宴で寄せ書きされた屏風が残る「霞月楼」や、予科練指定食堂だった「保立食堂」が現在も営業を続けるなど、戦争史跡が全国でも珍しいほど多く現存している。こうした背景から、映画の公開を記念し、当時の史跡や資料館、料亭などを巡るツアーを企画したとのこと。

今回企画されているツアーは4種類。12月21日、2014年1月11日に行われる「特攻隊員たちの"願い"を尋ねる【映画『永遠の0』鑑賞付き】」ではTOHOシネマズ水戸内原(水戸市)での映画鑑賞、鯉淵学園農業栄養専門学校(水戸市)または日本農業実践学園(水戸市)で当時を再現した昼食、旧筑波海軍航空隊司令部庁舎(笠間市)と、予科練平和記念館・雄翔館・雄翔園(阿見町)の見学を行う。旅行代金は、秋葉原駅発が9,600円、取手・守谷駅発が8,300円。

そのほか、2014年1月18日、2月1日、15日、3月1日、15日(予備日3月29日)に「特攻隊員たちの"願い"を尋ねる」、「『特攻隊員たちの“願い"を尋ねる』少年兵たちの愉しみ-予科練指定食堂での夕食」、12月22日、2014年1月12日に「『特攻隊員たちの"願い"を尋ねる』【映画『永遠の0』鑑賞付き】"KG"海軍さんの愛した料亭での送別の宴」を開催する。詳細は、県公式ホームページ(を参照のこと。