ココまでで、ド初心者・カブエがわかった!NISAの5大ポイント
投資経験が犂萎ゼロ〞の新人編集部員が自らの勉強も兼ねて、来春から始まる新たな投資優遇税制を徹底取材!果たして、ちゃんと理解できるのか?

英国のISAがお手本だから名前はNISAに!

セミナーが終わった直後は頭の中が燹〞でいっぱいだったけど、ウチに戻ってから資料にもう一度目を通したり、ネットで調べたりしているうちに、ド初心者のアタシでもやっとわかってきました。

まず、NISAという愛称になったのは、英国のISA(Indivisual Saving Account)という制度がお手本だから。その日本版なので、頭に爍〞が付いたワケです。ジャパンでJISAだと、オジーチャンみたいですからねぇ(?)。

そして、「少額投資」と言い切っているように、いくらでも非課税になるわけではありません。来年1月以降、1人当たり毎年100万円ずつの非課税枠が設けられています。非課税となるのは、この枠内の投資から最長5年間に得られた利益が対象なのです。

5年間保有してから売るのが基本パターン

5年間の非課税期間が終わると、通常の課税口座に移管するか、新たに設定されるNISA口座に移管するか、選ばないといけないみたい。売ったら非課税枠が復活するわけではないみたいなので、「じっくり5年間運用して売るか、さらにその後も保有を継続するか」、長期的な視点で考えたほうがいいのかな。

ちなみに、NISAの専用口座を開けるのは20歳以上の日本国内居住者に限られているんですって。子供や孫の名義を拝借して非課税枠を増やしたりするのは、当然だけどNGで〜す。

日本人って、投資に関してはアタシのように経験ゼロの人も多いですよね。だから、日本人にもっと積極的に投資してもらうために国が設けた制度のようです。

NISAをスッキリ整理!

ポイント1 対象は20歳以上

NISA口座を開くことができるのは、投資をスタートする年の1月1日時点で満20歳以上に達している日本国内居住者。そして、開設できるのは1人1口座のみで、いったん選んだ金融機関は当初4年間変更不可。

ポイント2 年間の新規投資額の上限は100万円

非課税の対象となるのは、年間100万円までの投資から発生したリターン(売却益や配当金等)。この枠を超えた投資から発生した分については通常通りの20%課税
(注)が適用される。また、売却しても非課税枠は復活しない。
(注)復興特別所得税は含んでいません。

ポイント3 非課税期間は最長5年間

非課税期間は最長5年で、その期限を越えると課税扱いとなる。つまり、最長でも5年後に売却する投資が前提になる。ただし、翌年のNISA口座に100万円の枠内で移せば、さらに保有期間を延長できる。

ポイント4 投資総額は最大500万円

毎年100万円ずつ2023年まで非課税枠が設けられており、5年分のNISA口座において合計500万円の投資で得た利益に税金が掛からない。500万円の元手が大きく増加しても、税金は一切発生しないことに!

ポイント5 非課税の対象は株式と株式投資信託の売却益&配当益等

株式やJ−REIT(不動産投資信託)、株式投資信託等が購入時よりも値上がりした時点で売却した場合に得られるリターン(売却益)と、それらの配当金や分配金が非課税となる。毎月分配型ファンドの特別分配金はもともと非課税なので、対象外。

基本はわかったけど、まだまだ理解不足!

カブエ 最初はどうなることやらって焦ったけど、セミナーに出たらNISAのことが少しわかってきました! アタシ、成長したみたいですぅ。

麗香 確かに外見はひと回り大きくなった気がするけど、オツムの中には知識が詰まったんでしょうね? 

カブエ NISAのことなら、もうバッチリですぅ。

麗香 結局、何に投資するといい? あと、NISAには注意すべき点とかデメリットは存在する?

カブエ えっ……(絶句)。

麗香 まだまだ勉強不足ね。ハイハイ、さっそく追加取材に行ってらっしゃ〜い!

カブエデラックス

『ネットマネー』の新人編集部員。趣味・特技は笛を吹くこと。食べ歩きに並々ならぬ情熱を注ぐ。投資経験は正真正銘のゼロ。


綾小路麗香

ご存じ編集部の最強キャラで、自称美人のお嬢さま。カブエを徹底的に鍛え上げて、編集技術マスターとダイエットの一石二鳥をたくらんでいる。


ツカジ

綾小路麗香のペット。だが、実は『ネットマネー』編集長ではないかとの説も……。酒をこよなく愛す。飲んだ翌日は必ずファンタグレープ。



この記事は「WEBネットマネー2014年1月号」に掲載されたものです。