ミランは16日のセリエA第16節でローマと対戦し、ホームで2−2と引き分けた。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は試合後、次のように話している。

「観客にとっては美しい試合だったね。我々にとっては少しそうじゃなかった。前半はプレーをつくることに苦しんだよ。後半はより良くなって、何度かチャンスをつくった。チャンピオンズリーグ(CL)でかなり消耗していたんだ。その代償を払ってもおかしくなかったが、切り抜けたね」

「(マリオ・)バロテッリは(アレッサンドロ・)マトリがいる方が良い? 別のストライカーがいればマークを外すことができるのは当然だ。ナポリ戦でも彼はうまくやっていた。得意の外からのシュートも打てるしね。本田(圭佑)が加われば、試合途中からカカーと一緒に4人全員でプレーできるかもしれない。大きな解決策の一つだ」

MFリッカルド・モントリーヴォは審判への抗議でイエローカードをもらい、累積警告で次節のミラノダービーに出られなくなった。この判定に抗議したアッレグリ監督は、退席処分となっている。

「ジャッジにはこだわらないようにしよう。監督が退席となったことは残念に思う。それから我々はよりうまくいったけどね。モントリーヴォのカードは残念だ。彼はダービーに出られない。彼はキャプテンとして審判と話していたんだ。一方でマイコンにもとんでもないカードがあったと思う」

この日はCL決勝トーナメント1回戦の組み合わせが決まり、ミランはアトレティコ・マドリーと対戦することになった。

「自信はある。CLでしっかり戦わなければいけない。アトレティコは素晴らしいことをしており、リーガエスパニョーラで首位(タイ)だ。だが、まだあと2カ月半ある。我々のコンディションが良くなるかもしれないし、彼らのコンディションが悪くなるかもしれない。どんなこともあり得るよ」