ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は、ますますチームに関わるつもりのようだ。15日、同名誉会長は16日にローマと対戦するチームを激励に、ミラネッロを訪れる。チャンピオンズリーグ(CL)のアヤックス戦のときと同じだ。

そして、15日はアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役も同席するようだ。2人が公の場で会うのは、11月29日以来となる。ガッリアーニ氏がベルルスコーニ氏の自宅でディナーをともにしたときのことだ。

その後、ミランはガッリアーニ氏とバルバラ・ベルルスコーニ女史がそれぞれ代表取締役を務めることになった。ミランの取締役は18日にこれを承認する予定だ。ガッリアーニ氏はスポーツ面やレーガ・カルチョにおける代表者に、バルバラ女史はマーケティングや商業面、スタジアム、ミラン基金、ヒューマンリソース、特別プロジェクトなどに従事することとなる。

DFダニエレ・ボネーラは『ミラン・チャンネル』で、ベルルスコーニ名誉会長のミラネッロ訪問について、次のように話している。

「両手を広げて待っているよ。会長が来てくれると、常に効果があるからね。前回もそうだった。良い結果を残すことで、会長を喜ばせたい」

ボネーラはローマ戦について、このようにコメントした。

「(フランチェスコ・)トッティの復帰だけじゃない。僕らは注意深い試合をしなければいけないよ。スポーツ的な意味で狡猾でなければいけない。100分間集中するんだ。僕らは失点しなければ勝つことが多い。しっかり注意していれば、失点しないんだ」