1月はサッカーにおいてもセールの時期だ。現状に満足していない選手たちと、夏のミスを挽回しなければいけない監督たちが、両者の希望を満たす可能性がある。イギリス『ミラー』のダレン・ルイス記者は、1月のマーケットに向け、欧州で最も興味深い10選手をリストアップした。ここでは残りの5名を紹介する。

6:エディン・ジェコ(マンチェスター・シティ、27歳)

ボスニア・ヘルツェゴビナがワールドカップ・グループリーグでアルゼンチンと同組になっただけに、ジェコは万全のコンディションでブラジルに向かわなければならない。だが、マンチェスターに居続ければ、それは難しいだろう。もちろん、獲得を望むクラブには事欠かない。筆頭がトッテナムだ(ただし、彼らはコリンチャンスFWアレシャンドレ・パトやマンチェスター・ユナイテッドFWハビエル・エルナンデスも狙っている。後者については、インテルがMFフレディ・グアリンとのトレードも検討するかもしれない)

7: ディウメルシ・ムボカニ(ディナモ・キエフ、28歳)
ターンオーバーを好まず、クラブにも明確に伝えている。そこで、買い取りオプションつきレンタル移籍のアイディアが生まれた。有利な位置にいるのが、ウェスト・ハムだ。彼らは3年前からコンゴ代表ストライカーを追っている。

8: エリアカン・マンガラ(ポルト、22歳)
とても期待が持てる、輝かしい未来を持ったフランス人DF。以前からマンチェスター・ユナイテッドのターゲットとなっている。だが、チェルシーとマンチェスター・シティにも注意だ。目が回るような契約をオファーする用意をしている。

9: ディエゴ・カペル(スポルティング・リスボン、25歳)

リヴァプールは、ラヒーム・スターリングが移籍した場合の代替要員となり、同時に中盤を充実させる選手を探している。その選手とは、彼かれもしれない。ただし、スポルティング会長は、断れないほどのオファーでなければ、カペルを手放さないとしている。

10: アンデル・エレーラ(アスレティック・ビルバオ、24歳)

マーケット終盤にビルバオが値上げの駆け引きをしてすべてを台無しにしなければ、彼はすでに夏のうちにマンチェスター・ユナイテッドの選手となっていたはずだ。だが、マンチェスター・ユナイテッドは来月も再トライするだろう。今回はうまくいくかもしれない。