チャンピオンズリーグ(CL)で決勝トーナメントに進み、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役はさらに確信している。欧州最高峰の舞台は、ミランの血に流れているのだ。13日、ガッリアーニ代表取締役はCLについて、このように語った。

「おそらく、国際舞台は我々のDNAに含まれているんだ。欧州でのランキングがそれを示している。ほかのイタリア勢が敗退したのは残念だ。特に、UEFAランキングで4位の座を失いかねないからね」

「ポジティブな点? ポルトガル勢がうまくいかなかったのは良かったね。ポルトとベンフィカがCLから敗退した。彼らが勝っていたら、イタリアはさらに順位を落とすところだったよ。1990年には我々がトップだったのにね…。ヨーロッパリーグを戦うイタリアの4チームがうまくやれるように願おう。重要度は下がるかもしれないが、重要であることに変わりはない」

ガッリアーニ代表取締役は、ユヴェントスのアンドレア・アニェッリ会長から祝いの電話があったことに、「本当にとてもうれしかった」とコメント。そのユヴェントスが敗退したことについては、「ガラタサライとの試合は延期すべきだったと思う。あのピッチではサッカーができない」と述べている。

なお、UEFAはランキングを更新し、バルセロナがトップに戻っている。上位10チームは、バルセロナのほか、バイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリー、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、ベンフィカ、アトレティコ・マドリー、バレンシア、ミランとなっている。

イタリア勢ではミランの10位が最高で、続くのは13位のインテル。ユヴェントスは27位、ナポリは32位、ラツィオは42位、フィオレンティーナは49位となった。