森美術館でアンディ・ウォーホル回顧展 国内過去最大級

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 森美術館が、開館10周年記念展「アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」を開催する。ポップ・アートの旗手アンディ・ウォーホルのキャリア初期から晩年までを包括的に紹介する、国内過去最大級の回顧展。日本初公開を含む絵画やプリント、素描、写真、映像など約400点の作品をはじめ、「タイム・カプセル」と呼ばれる箱に収められた私的な書簡や新聞の切り抜き、写真といった所有品の中から日本に関する資料を含む約300点を厳選して展示する。会期は2014年2月1日から5月6日まで。

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 「アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」展は、2012年のシンガポールを皮切りに香港や上海、北京を経て最終会場の東京に巡回。日本では約20年ぶりの大回顧展となり、森美術館とアンディ・ウォーホル美術館が展示作品の追加や企画を再構成し、アンディ・ウォーホルの魅力を探る。

 会場では、「スターの肖像」シリーズなどウォーホルの名作が生まれ、当時のアンダーグラウンドカルチャーシーンの拠点と位置付けられていたニューヨークのスタジオ「シルバー・ファクトリー」を体験型空間としてほぼ原寸大で再現。アメリカのアンディ・ウォーホル美術館の所蔵品を中心に「タイム・カプセル」に集積されたウォーホルの私的所有品も登場し、1974年のウォーホル来日を機に収集された日本に関連する作品も揃える。また、ウォーホルは1963年から数多くの実験的映像作品を制作しており、代表作「エンパイア」など日本未公開を含む映像作品約25点を約15面のスクリーンを使った展示方法で上映する予定だ。

 1928年8月6日にアメリカ合衆国ペンシルバニア州ピッツバーグで生まれたアンディ・ウォーホルは、消費社会と大衆文化の時代を背景に、商業デザイナーや画家、音楽プロデューサー、写真家、映画製作者、社交家と多面的な顔を持つマルチクリエイターとして活躍。銀色のカツラと黒いサングラスの奇抜な風貌がトレードマークで、「キャンベル・スープ缶」といった日用品を主題にしたシリーズやシルクスクリーンで大量に複製できる絵画が当時の芸術界に大きな衝撃を与えた。

■森美術館10周年記念展「アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」
 会期:2014年2月1日(土)〜5月6日(火・休)
 会場:森美術館
 住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
 時間:10:00〜22:00(火 10:00〜17:00 / 2月11日、4月29日、5月6日は〜22:00)
 ※4月19日(土)は「六本木アートナイト 2014」開催に伴い翌朝6:00まで。
 ※入館は閉館時間の30分前まで。
 ※会期中無休。
 http://www.mori.art.museum/