ミランは11日のチャンピオンズリーグ・グループリーグ最終節、アヤックスとホームで0−0と引き分け、決勝トーナメント進出を決めた。22分にMFリッカルド・モントリーヴォが退場となり、マッシミリアーノ・アッレグリ監督はすぐに決断。FWステファン・エル・シャーラウィを外し、MFアンドレア・ポーリを入れて、4-4-1へとフォーメーションを変えた。犠牲を求め、ラウンド突破を手にしたのだ。

アッレグリ監督は試合後、モントリーヴォの退場や試合について、次のように話している。

「モントリーヴォのファウルは厳しいものだったが、悪意があったのではない。10人で戦うのは簡単じゃなかった。(クリスティアン・)アッビアーティが決定的だったね。(マリオ・)バロテッリもよくやってくれた」

「だが、試合後にはため息をついたよ。終わりに近づくにつれて、目標を達成できない恐怖があった。カカーもピッチに残すことで、もしもビハインドを背負うことがあっても、2人のアタッカーを残せるようにしたんだ。我々は秩序ある守備をした。リーグ戦と違ってね。我々は何キロか体重を落としたよ」

また、最も苦しんだアッビアーティは、このように述べている。

「ちょっと苦しんだね。チームはうまくやった。アヤックスのような素晴らしいポゼッションを誇るチームを相手に数的不利になれば、簡単じゃないよ。モントリーヴォのファウル? 副審がそう見たのだから…。次の対戦相手? アトレティコ・マドリーがいいね。僕はあそこでプレーしたし、あそこに戻りたいな」