払いすぎた税金が戻ってくるケースが多いとはいえ、"確定申告は面倒で憂うつな作業" という印象が強い。だが、国税庁のサイトにある「確定申告書等作成コーナー」なら、楽勝で書類が完成!あとはプリントアウトだけでOKだ。例年とは事情が異なる今回の申告今回の2011年分の確定申告は東日本大震災の影響で、例年とは事情が異なる。震災被害者には「雑損控除」で特例措置が設けられた(詳細は後述)。また、災害減免法の適用で所得税軽減・減免もある!一方、被災地に義援金を送った人も多いはず。「震災関連寄附金」に該当すれば「寄附金控除」の対象で、その分を所得から控除できる。「ただ、日本赤十字社などが発行した受領証や郵便振替・銀行振込の控えを添付する必要があり、街頭募金は不可」と、税理士の林裕二さん。震災関連のほか、今回の申告分からの変更点(下記参照)にも留意すべきという。「最も影響が大きいのは、16歳未満の子供が扶養控除の対象から外れ、16歳以上19歳未満の子供の扶養控除が減額されたことです」


林 裕二林税理士事務所法人税、所得税等の決算申告業務や税務相談、企業内セミナー講師、原稿執筆等に従事。ファイナンシャル・プランナーとしては、独立系FP会社、証券アナリストや保険コンサルタントとの共同による包括的コンサルティングを行なう。「くりっく365」のセミナーでは講師も務める。
―--この記事は「WEBネットマネー2012年3月号」に掲載されたものです。