人生で運動しかやってこなかった元プロラグビー選手の福永昇三氏。選手を引退したいまは、南の島で悠々自適の生活を送っている。もちろん多額の契約金があったからではなく、ゼロから経済的自由を手に入れたのだ。なぜそんな夢のような生活を送れるようになったのか――。この連載ではその秘訣を明らかにしていく。

 こんにちは。元プロラグビー選手の福永昇三です。僕は8人兄弟の末っ子として生まれました。身長190センチ、体重100キロと体格に恵まれ、人生の前半戦では体を十分に生かすことができました。

 僕には体のほかにもう1つ恵まれていることがあります。それは出会いです。人、本、環境など、素敵な出会いがありました。不動産投資との出会いもそうです。そのおかげで、南の島でのセミリタイア生活を実現しました。好きな人と好きなことをして暮らす生活とも出会えたのです。

海外の助っ人選手が浪費家の僕を変えた

「社会人になったら、高級車に乗って高級腕時計くらい身につけろよ!」

 これは、僕が実業団ラグビー選手(社会人)2年目の春、後輩の選手(新入社員)たちへブチかました最初のメッセージです。

 当時の僕は、「アスリートはそれくらい見栄えのいい格好をしなければ、子どもたちに夢なんか与えられない」と言わんばかりに、自分自身もデカくてゴッツいアメリカ製の車に乗り、イタリアの高級腕時計を身につけ、ブランド品を買いあさる、ごくごく一般的なスポーツ選手でした。

 ある意味で、日本では常識的な考え方であったとはいえ、そんな思考に変化が訪れたのは25歳の頃で、初めて1人で行ったニュージーランドへのラグビー留学がきっかけです。

「How are you?」すらわからないほど英語のできない僕が、日本人のいない地域へ飛び込んでいった異国の世界。いま振り返ると、波乱に満ちた留学でしたが、僕の人生の中でかけがえのない時間となりました。ラグビーとの向き合い方はもちろんのこと、お金に対する価値観、人生の楽しみ方についても大きな影響を受けることばかりでした。

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