契約社員の「おひとりさま」女子に、本当に必要な備えって?

「いいなと思える相手との出会いもないし、契約社員のまま、おひとりさま生活が続くとしたら、将来のお金が不安」という、はちべえさん。貯金しなければ、と焦る気持ちと、生活レベルを落としたくないという気持ちの間で揺れ動いているようです。花輪陽子さんに、生活費を見直すコツを伺いました。(取材・文/島影真奈美)

編集部 結婚した女友だちに「結婚しないで今後どうやって生活していくの?」と真顔で言われたという、はちべえさん。ショックを受けつつも、貯金ができずにいる現状を見直すきっかけになったとか。でも、生活レベルを落としたくないという迷いもあるようです。

花輪 まず、項目ごとに予算を立てるところからはじめてみてはいかがでしょうか。まずは手取り収入の1割にあたる1万6,000円を貯金に回し、残りの14万4,000円から家賃6万3,000円を支払うと、使える予算は全部で8万1,000円です。これをどのように割り振るかを考えます。

編集部 家賃を差し引くと意外と自由に使えるお金は少なくなってしまうんですね……。

花輪 「余ったら貯金」ではなく、まずは貯金するぶんを別によけておき、その上で予算を組むのがポイントです。

編集部 はちべえさんの場合、実家暮らしのときは月2〜3万円は貯金し、その後、ひとり暮らしを決意してからは月5万円を貯金。一年間で60万円貯めた経験もあるそうです。

花輪 それだけしっかり貯金できた経験がある人なら、ひとり暮らしでも貯金できますよ。ただし、ひとり暮らしは実家暮らしに比べて、自分で負担しなくてはいけない生活費が増えるので、楽しむためのお金は必然的に少なくなります。

編集部 現在、保険料は親が払ってくれているそうですが、本来はこれも自分で負担しなくてはいけないお金ということですよね。

花輪 そうですね。保険料の支払いについても、保険の内容も親に任せっぱなしにするのではなく、自分に必要なものかどうか、足りないとしたら何をどう追加するのかをしっかり吟味する必要があります。

編集部 おひとりさま女性の場合、保険はどのようなものが必要になるんでしょうか。

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