フェイスブックやツイッター上にたくさん友達がいるはずなのに、それほど幸せそうな顔をしていない......。そんな人、近くにいませんか?SNSの発達に伴い、人間関係は大きく変わりました。なかには、ツイッターやフェイスブックで友人を増やし、たくさんの「いいね」数を稼ぎ出す人もいます。しかし、私たちはSNSで繋がることの「無意味さ」について、少し考えた方が良いのかもしれません。経済学の原則として、「増えすぎたものは価値が急激に低下する」というものがあります。そして、人脈もそれと同じだと持論を語るのは、書籍『君に友だちはいらない』の著者でエンジェル投資家の瀧本哲史氏です。ケータイ一つで簡単に人と繋がることができる現代では、その価値が低下しつつあるというのです。「むしろ、つながりがあまりにも豊富になったため、逆に、より価値ある仲間を見つけ出せる人と、そうでない人との格差が広がり、その『仲間格差』が、成果の格差に直結するようになってきた」とも指摘します。瀧本氏が「フェイスブックの友達は選んだ方がいい」とツイッターでコメントしたところ、少なくない数の人の賛同を得たようです。瀧本氏がこうつぶやいた理由は、「フェイスブックにどんな友達がいるかで、その人の評価が決まってしまうことがある」ため。仕事や学校で知り合った人を深く知るために、フェイスブックのプロフィールを見ることは珍しいことではありません。ただ、確認したプロフィールのなかに、"痛い人"が含まれていた場合、その本人も"痛い人"として判断されることもあるのです。「つまりその人のまわりにどんな人がいるかによって、その人物のパーソナリティがくっきりと明確に浮かび上がるのである。古くから言う『類は友を呼ぶ』という諺は本当なのである。フェイスブックで無闇に友だちを増やすのが考えものなのは、それが大きな問題だ」(瀧本氏)ツイッターでも同じことが言えるでしょう。どのような人をフォローするかで、その人の価値が見えてきます。「これは現実の世界でも同じことが言える。ダメな奴とずっと同じ時間・同じ場所で過ごし、ダメな情報ばかりに囲まれていると、自分もその水準になってしまうことは避けられない。SNSで友だちの数を競ったり、LINEのようなメッセンジャーサービスの『既読』に一喜一憂したり、居酒屋やシェアハウスで愚痴を言い合ったりしているのは、人生の無駄以外の何ものでもないのである」(瀧本氏)
『君に友だちはいらない』 著者:瀧本 哲史 出版社:講談社 >>元の記事を見る

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