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不動産コンサルティング会社のさくら事務所は12月5日、内覧会同行担当ホームインスペクター(住宅診断士)へのヒアリングにより、最近増えているという新築マンション不具合(内覧会時)の事例ランキングをまとめて発表した。

○1位は「建具・扉のガタつき」

マンション内覧会はモデルルーム見学だけで物件を購入した買い主に、ほぼ施工が終わった段階の住宅を公開するもの。残代金を支払う前に、購入者自らがマンションの仕上がりを確認する、物件チェックの場ともなる。このほど同社は、「最近多い不具合事例ランキング」をまとめた。

1位となったのは「建具・扉のガタつき」。住居内にはドアだけでなく、引き戸や襖(ふすま)などたくさんの建具があるが、見学では全ての扉を開閉することが必要だと言う。2位は「壁や床の傾き」。多少の施工誤差はあるが、許容誤差(一般的に3/1,000mm)以上の傾きがあると、家具や物を置いた場合にグラつく可能性がある。水平器を用意すればセルフチェックも行える。

3位は「浴室換気ダクトの排気漏(も)れ 」。換気ユニットとダクトの接続部分から排気が漏れていることがあり、気づかず換気扇を作動させると、湿気を含んだ空気が天井裏に排気されてしまう。このチェックは浴室点検口から確認できる。4位は「壁・クロス下地の凸凹(おうとつ)」。クロスの端部やつなぎ部分に隙間がないかチェックすることが大事とのこと。5位は「床の凸凹」。同社のホームインスペクターは、スリッパを履かずに靴下で診断を行う。踏みしめて凸凹がないかチェックすることが大事となる。

同社によると、年度末に向かう時期は物件引き渡しが集中するため、毎年、施工品質のばらつきも大きくなるという。慌ただしい中で行われることも多い内覧会だが、施工不良や不具合を見逃さないようしっかりとチェックすることが大事と呼びかけている。

(フォルサ)