日経平均が高値を更新しているが、今後の株価上昇が期待できる株はどこにあるのか。株式市場の商いの中心が新興株から好業績大型株にシフトする中、「LOVEWHISKY」のハンドルネームでデイトレーダーの先駆けとして知られる石橋明佳氏は、パナソニック(東証1部・6752)に注目している。以下、石橋氏の解説だ。

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 総合家電大手、パナソニックの2014年3月期中間決算は、「V字回復」をはっきり裏付けるものとなった。売上高は前年同期比2%増の3兆7063億円と微増であったが、営業利益は同68%増の1466億円と、1250億〜1300億円の事前の市場コンセンサスを上回る水準を達成。通期業績予想も営業利益を当初計画の2500億円から、市場予想を上回る2700億円(前期比68%増)へと上方修正した。

 薄型テレビをはじめとするデジタルコンシューマー事業は需要低迷などで減収となったが、車載関連事業が伸長し、住宅関連事業も堅調に推移。円安による全般的な押し上げ効果の恩恵も寄与している。

 それを受けて、株価は2011年7月以来、2年4か月ぶりに1000円を超えたが、上昇波動はまだまだ止まらないと読む。業績不振で中間決算としては3期連続の赤字となったソニー株を売ってパナソニック株を買う動きが出ていることも追い風になりそうで、1500円が射程圏に入ったと考えている。

※マネーポスト2014年新春号