パリエスモード首席の2名が作る新ブランド「tac:tac(タクタク)」デビュー

写真拡大

 パリのエスモードを主席で卒業した2名が立ち上げた新ブランド「tac:tac(タクタク)」が、2014年春夏シーズンから展開を開始する。デビューコレクションのテーマは、ブランドの一貫したテーマでもある「時間を知る、自分を知る」。「発見のあるデザイン」を軸にパターンを作成したというカジュアルシャツやTシャツ、コートなどを揃える。

パリエスモード首席の2名が作る新ブランドの画像を拡大

 「tac:tac」のデザイナーを務める島瀬敬章とパタンナーの島村幸大太は、エスモードジャポン 大阪校に在籍した後、エスモードパリ校で学ぶため渡仏し、南仏ディナールで開かれたファッションコンテストでファイナリストに選出。その後、島瀬は「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」でインターン、島村は「commuun(コムーン)」でインターンを経験、後にヘッドパタンナーとして従事し、2013年に日本でブランドを立ち上げた。設立の理由について、「良い服を作っても売れる時代ではないのではないか、という一種のしらけた思いが自身にも消費者にも存在していると思ったので、そこに変化を与えるアプローチをしてみたいと思った」と説明しており、ジェンダーレスが進む社会で求められている「丸みのある刺激、新しさ」を表現していくという。2014年春夏コレクションは「買った人の行動が入ることによって表現が成立する」アイテムを揃え、価格はTシャツが8,500〜14,500円、シャツが26,500円、コートが55,000円。

 11月には原宿のROCKET(ロケット)で初の展示会を開き、女性からの反響が予想以上に大きかったという「tac:tac」。今後は取り扱い先の発掘とともに次シーズンのコレクション制作に取り掛かるといい、デザイナーの島瀬は「続けることに意味がある。続けることで面白みや発見が増すクリエーションをしていきたい。近い将来、どんなに小さくても良いので、直接消費者と接することができる時間と表現の場所...様々な人(モノ)と物(モノ)の時間と感情が流れる『フラットな現場』を持ちたい」と話している。

■tac:tac
 http://second-stair.com/tactac/