夜中の号泣……赤ちゃんの『寝ぼけ泣き』に授乳はいらない?

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『赤ちゃんは夜泣きするもの』。赤ちゃんの夜泣きを経験するママは、最初のうちは当たり前のことと感じながらも、体力が追いつかずに目の下にクマをつくる人が多いのではないでしょうか? 赤ちゃんの夜泣きは自然なもので、昼夜の判断ができないからこそ卒乳、断乳するまでは長い付き合いとなります。具体的には、病気ではなく、赤ちゃんが夜中に起きて泣き出す、なかなか眠らずにぐずり続ける……といった状態のことを『夜泣き』としているそうです。

泣いたらすぐ授乳…… は間違い?

ママスタトピではこの夜泣きを『寝ぼけ泣き』と呼んでいるケースがありました。もちろん泣いて起きるからには、おなかが空いたという意思表示の場合もありますし、厚着させすぎて暑くなった、おむつが濡れて気持ち悪いなど、さまざまな原因が考えられます。特に多いとされるのがやはり授乳で夜泣きがおさまるといったケースです。しかし、ママスタトピでは『寝ぼけ泣き』には必ずしも授乳が必要でないという意見が多く寄せられていました。

“うちは5ヶ月になったばかりだけど、最近夜起きるようになった。今までは一度も起きることなく朝までぐっすりだったのに……。寝返りができるようになって、寝ているときも寝返りしようとして起きている感じ。抱っこすると数分で寝るのでおっぱい欲しいわけではないみたい。友達の5ヶ月の子どもも同じだって言ってた。成長の一貫ではないかな?おっぱいあげずに抱っこで寝かせてみては? ”


“口寂しいとか、のど渇いたとか、よく観察すると、1時間おきにゴクゴク飲んでるわけじゃないと思うよ。乳首吸いたいだけ、おしゃぶり感覚。大人も浅い睡眠のとき、深い睡眠のとき、寝言いったり、色々あるじゃん。赤ちゃんも同じで、寝ぼけて泣くときだってあるでしょ。”


“成長する証じゃないかな。首据わりや寝返りができるようになる一歩手前とか。うちの子は何かができるようになる前の数日間は、必ず夜中泣くことが多くて授乳が増えてた。 ”


単純に大人と同じように寝ぼけて泣いているのだとすれば、それが1時間も2時間も続くわけではないことが分かります。はっきり寝言をいったり、寝ている最中に突然大きな声をあげたり…… というのは大人でもあること。「赤ちゃんも同じなんだ」と考えれば、真夜中に起こされたストレスも和らぐかもしれません。

いつかは終わるものだけど…… 効きそうな解決法だけ試してみる

トピではそういった『寝ぼけ泣き』を実際に経験してきたママたちがどんな対処法をとったのか、意見が寄せられていたのでご紹介します。ママだって人間なので、毎夜の泣き声にストレスを感じてしまうものです。少しでもそんな気分の落ち込みを解消できる方法が見つかると幸いです。

“どうすれば……って思いますよね。一生続くものじゃないと思って寝てくれるようになるまで付き合うしかないと思います。うちは1才過ぎに卒乳したら朝まで寝てくれるようになりました。 ”


“とことん付き合うしかない。うちはさらに7ヶ月ぐらいのとき、夜中遊び出したよ(笑)その1時間が眠かった〜 ”


“暑いからだよ。うちの子は、湯冷まし飲ませてましたよ。やっぱ、母乳もいいけど、水分あたえると落ち着いて寝てくれましたよ。個人差あるから絶対とはいえないけど ”


“ママが恋しいんじゃない? 根気よく付き合うしかないよ。”


根気よく付き合う…… 先は長いと考えると気持ちも萎えてしまいそうになりますが、ママが恋しいからと考えれば愛しく感じられるようになるかもしれません。この時期は長い人生のうちでほんの一時。そのときは余裕がなくて悪いことばかり考えてしまいがちですが、子育ての視野は広がるはずです。

この『寝ぼけ泣き』を解消する方法としてよくいわれるのが、昼間の寝る時間をできるだけ少なくするという方法です。生後6ヶ月ほどの小さなうちはなかなか難しいかもしれませんが、1歳前後であれば昼間によく遊ばせて昼寝の時間も短く調整すると、夜はぐっすりと寝てくれるかもしれません。また、寝室の温度・湿度にも気を配ってあげるだけで意外と簡単に改善する可能性もあるので、諦めずにいろいろ試してみてはいかがでしょうか。