幸せを遠ざける?「自信がない」から生まれる3つの「〇〇ない」とは

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自信がなくて、話しかけられなかった…告白できなかった… 恋愛において「私にもっと自信があれば…」と思うことは、奥手女子にとってよくあることではないでしょうか。ですが、「自分に自信がない」ということは、うまく恋愛が成就したあとも自分自身を苦しめる原因になるのです。今回は、お付き合いの中で「自分に自信がない」から生まれる3つの「〇〇ない」とその対処法をご紹介します。

■1.嫌だと言えない

「彼が言うこと、やること全部に「嫌だ」とか言えなかったですね。拒否したら「じゃあもういいよ」って言われるんじゃないかって思って」(22歳/大学生)

「こんなこと言ったら嫌われるんじゃないか」と思って全てを我慢して飲み込もうとしても、2人の間にある問題は解決されず、あなたのストレスが溜まっていってしまいます。彼も改善すべき点に気づくことができませんし、あなたに対して思っていることを言い出しにくくなってしまいます。

■2.甘えられない

「彼と一緒にいると、くっつきたい、甘えたいって思うんです。でもダメ。重いとか、ウザイとか思われそうでできない」(20歳/フリーター)

好きな人には「自分を認めて欲しい」「受け止めて欲しい」と思いますよね。でも、相手の負担になり、拒絶されてしまうのでは、と思うと甘えられない…。こうなると「甘えたいのに甘えられない」とフラストレーションが溜まってしまいます。それだけでなく、恋人同士だからこそ出来る「甘える」という行為がないことで、2人の間の距離は縮まらないままとなってしまいます。

■3.信じられない

「どんなに優しくされても、好きって言われても、それが信じられないんです。私のことなんか好きになるわけないし、私のことを全然わかってないからそんなことが言えるんだろうなって」(23歳/マスコミ)

自分に自信がない人は、自分のことが好きではありません。なので、そんな自分のことを好きだと言っている人が理解できないのです。加えて、「嫌われたくない」という思いで好かれるように自分を取り繕っているため、「彼は今の取り繕った自分が好きなだけ」「本当の私を知ったら嫌いになる」と感じてしまい、彼の好意を素直に受け取ったり、その気持ちに応えることができません。

■そうして起こることは?

「自分が悪いんですけど、いろいろ我慢したり、不安に思ったりすることが多くて、彼と一緒にいることに疲れちゃうんです。それで、一緒にいて気が楽な友達との予定を優先したりして距離をとっちゃって、そのまま別れることも」(24歳/メーカー)

満たされた恋愛には、ときめきに加えて、やすらぎがあります。これは恋愛において味わえる、一番の幸せともいえるでしょう。でもこれは、お互いを尊重していて、信頼関係があるからこそ。不安や疑いを抱えている状況では、やすらぎを感じるどころかどんどん疲れてしまいます。結果、彼のことは好きなのに一緒にいるのが辛くなり、自ら距離をとってしまうのです。

■自分に自信を持つには

自信がないのは、「こうあるべき」「こうありたい」という理想に対して、自分の足りない部分ばかりを強く意識してしまうから。自己啓発本などではよく「自分の好きなところを自分で褒めてあげる」「ありのままの自分を認める」などとありますが、はっきり言って、そんなことができれば「自分に自信が無い」と意識して辛くなる、なんて状況には陥りません。

まずできる対処法としては、「考えないこと」。自分の中の「自信がない」という部分ばかりに意識を向けないで、新しいことを試してみる、好きなことするなど、まずは自分の生活を「楽しいもの」にしていきましょう。今は自信のない自分にとらわれていても、新しいことを始めれば、新たな経験や価値観が「自信がない」という意識を変えていくかもしれません。また、面倒見が良く、アクティブな友達がいれば、自分の知らないコミュニティに連れ出してもらうのもいいかもしれません。急に「自信をつける」のではなく、まずは「自信のない自分」に囚われないようにすることからはじめてみましょう。

■おわりに

いかがでしたか?「自分に自信がない」ということは、自分の可能性に制限をかけてしまうことでもあります。「なぜ自分はこうなのか」と深く考えず、思い切って馬鹿になってしまいましょう。そうすれば、少しは楽になって、新しい道が開けるかもしれませんよ。

(Sakura/ハウコレ)