暖房がダイエットに効果的

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12月に入り、いよいよ忘年会シーズンの突入!外食続きで食事のバランスが崩れたり、年末進行で忙しい日々に、ついつい甘いものに手が伸びたり・・・。と、冬は太りやすい季節ですが、なんとイギリスの科学者によると、冬こそやせるチャンスだそう。

「冬でも太らないようにするには、暖房が必須!」・・・体重と暖房には一見関係がないようですが、イギリスのスターリング大学の研究から、室温を暖かく保っておくと、肥満防止になることが分かりました。

実験は、13歳以上の男女10万人を対象に行われ、それぞれのBMI値(肥満度を表す指数)と家の室温を比較調査したところ、室温が23℃以上の家で暮らしている人ほどBMI値が低い、という結果になりました。

研究を行ったマイケル・デイリー博士は、今回の結果を「人が服を着ている状態で、熱くも寒くもなく快適に感じる気温は、20.3〜23℃。

寒い部屋に比べ、20.3〜23℃の室内にいると、エネルギーをより多く消費する一方で、食欲は抑えられ、全体的に食べる量が減る」と解説し、肥満の原因としてカロリーの摂り過ぎや運動不足を指摘しながらも、「室温の低いところで生活し続けることも、肥満の原因になりかねない」と結論づけています。

「節電対策!」と震えながらも、暖房の設定気温を低くして生活していると、体が温まらないだけではなく、食べ過ぎの原因に・・・。冬の激太りを少しでも避けられるよう、室温は適度に保つのがベターなようです!

参考:Pour maigrir, montez le chauffage !
http://www.topsante.com/minceur/nutrition-minceur/conseils-minceur/pour-maigrir-montez-le-chauffage-50927